29 向上 VS 大和南
2012/04/15|Category:観戦記
今日は、自宅からバイクで行ける距離(15キロぐらい)にある、横浜市の俣野球場まで行ってきました。旧ドリームランド(遊園地)の跡地に作られたこの球場は、神奈川では最も新しい公式球場。ただ私、この球場出来てから5年ぐらいは経つと思うのですが、実は一度も行ったことがありませんでした。それほど大きな球場ではないのですが、電光掲示板で綺麗な球場でしたね。道が空いていれば30分ぐらいで行ける距離なので、神奈川ではぜひ利用したい球場ではあるのですが。気分的には、自宅から殆ど大きな道一本で着くので気楽なのです。しかし時間的には、保土ヶ谷球場に行くのと、あまり変わらないといった感じでした。
そんなこんなで、球場に着いたときは、丁度第一試合が終るところでした。ただ第一試合は延長線の末に、その後の試合開始まで40分近くあり、予想よりも試合開始が遅れるなど、皐月賞のパドックが見たかった私には、はやよう始まってくれという思いが強かったのは確か。
更に先発登板は、お目当ての 塚脇 浩(向上 3年)投手ではありません。塚脇は昨春関東大会で見て以来ですが、細身の長身(186/72)右腕なのでグランドにいても、すぐにわかります。スジの好い投手なので、あとはビシッと芯が入れば面白い投手でしたが、どうなのでしょうか?
向上 VS 大和南
向上の先発は、廣川 剛大(3年)右腕。179/73(昨夏のデータ)と、塚脇と比べるとガッチリした体格で、この春は背番号1をつけてマウンドに上がります。球速は、常時130~MAX85マイル(136キロ)。初回は、結構力を入れた球を投げていましたので、ひょっとするともう少し出ていた球もあったかもしれません。それに一度浮きながら曲がる、巨人の澤村のようなスライダーを投げまして、この球が武器です。ただボールが結構高く、甘い球を大和南打線に打たれるなど、圧倒的に力の差を見せつけるといった内容ではありませんでした。次回は、ここのところ神奈川のビッグ4ぐらいまでの力を取り戻しつつある、古豪・武相高校相手だけに、かなり厳しい戦いが予想されます。
うんで塚脇の登板は、元々微妙かなといった印象を受けました。というのは、この春もまだ投げていないとの話も訊いていたので、見られたらラッキーぐらいには思います。ただ試合途中で、しばらくベンチから捕手と共にいなくなっていたので、恐らくブルペンで肩慣らしはしていたのでしょう。状況次第では、次回の武相戦で出てくるかもしれませんね。
それでも会場に来たのは、自宅から近いはずの俣野球場に行ってみたかった。というだけでなくなく、もう一人お目当てがいたから。「報知高校野球」でも、塚脇と共に取り上げられてた 浅井 拓(向上)遊撃手を見るため。この選手、高校生の遊撃手としては、かなり上手い部類です。特別プレーにスピード感やフットワークの非凡さは感じないのですが、プレーが安定していますし、地肩も基準レベルを満たします。こと上のレベルでも、ニ遊間を意識できる選手ではないのでしょうか。
今日は3打席ほど観戦して、四球・センター前ヒット・セカンドゴロでした。特にセンター前にはじき返したスイングは、振り出しが良く見事でしたね。ただスイングの強さが物足りなく、少々上のレベルの球威・球速に苦労することが予想されます。このスイングの「鋭さ」「強さ」を磨くことが、今後の改善ポイントであると思います。
またセカンドゴロの時の一塁走破タイムが、4.35秒弱。少し緩めて走っていたことを考えても、4.2秒台ぐらいだと考えられます。高校生として早いのですが、上のレベルでは平均的な走力です。それだけに、足で売りにできるほどではないのかもしれませんし、元々一番を打っていた選手なので、もっと速いのかもしれません。
ただこの選手は、高校からプロはないなと思ったのは野球への姿勢。ネクストでの様子を見ておりましたが、前の打者のやりとり見つめおりましたが、特に深く考えている様子は無し。合間にたまにスイングなどを入れておりましたが、それを必ずそうしようとするルーティーンといった感じもいたしません。更にスイングの際にも、とりあえず体を動かしているだけで、特に自分の中でチェックポイントを決めて、意識を持って振っている様子もなし。打席に入るときも、ラインを踏まないような極め細やかさ(二遊間候補ですから)もないですし、足場の馴らし方も平均的で、特に打撃に深いこだわりは感じられませんでした。けしていい加減だとか、取り組みが悪いとは思いません。ただ高校からプロに入って、飯を食って行こうという選手が持つ、ギラギラしたものは感じられません。あくまでもこういった選手は、大学などで技量を伸ばした方が得策だと思います。
ただそれでも、遊撃手としては興味深いですし、今年の神奈川を代表する野手の一人だとは思います。夏までに、どのぐらい課題を克服してくるのか、機会があれば注目したいですね。体格も183/79 右/左 と 思っていた以上に大型の選手でした。
今日は、次回の武相戦が見られるのか微妙だったので、この試合に足をのばしました。武相は、かなり有力選手を抱える実力校なので、かなり厳しい戦いになるのではないのでしょうか。それでも、この向上。昨春の関東大会出場メンバーもおり、今年の神奈川では屈指の注目チームなのではないのでしょうか。塚脇の登板が、期待されます。
そんなこんなで、球場に着いたときは、丁度第一試合が終るところでした。ただ第一試合は延長線の末に、その後の試合開始まで40分近くあり、予想よりも試合開始が遅れるなど、皐月賞のパドックが見たかった私には、はやよう始まってくれという思いが強かったのは確か。
更に先発登板は、お目当ての 塚脇 浩(向上 3年)投手ではありません。塚脇は昨春関東大会で見て以来ですが、細身の長身(186/72)右腕なのでグランドにいても、すぐにわかります。スジの好い投手なので、あとはビシッと芯が入れば面白い投手でしたが、どうなのでしょうか?
向上 VS 大和南
向上の先発は、廣川 剛大(3年)右腕。179/73(昨夏のデータ)と、塚脇と比べるとガッチリした体格で、この春は背番号1をつけてマウンドに上がります。球速は、常時130~MAX85マイル(136キロ)。初回は、結構力を入れた球を投げていましたので、ひょっとするともう少し出ていた球もあったかもしれません。それに一度浮きながら曲がる、巨人の澤村のようなスライダーを投げまして、この球が武器です。ただボールが結構高く、甘い球を大和南打線に打たれるなど、圧倒的に力の差を見せつけるといった内容ではありませんでした。次回は、ここのところ神奈川のビッグ4ぐらいまでの力を取り戻しつつある、古豪・武相高校相手だけに、かなり厳しい戦いが予想されます。
うんで塚脇の登板は、元々微妙かなといった印象を受けました。というのは、この春もまだ投げていないとの話も訊いていたので、見られたらラッキーぐらいには思います。ただ試合途中で、しばらくベンチから捕手と共にいなくなっていたので、恐らくブルペンで肩慣らしはしていたのでしょう。状況次第では、次回の武相戦で出てくるかもしれませんね。
それでも会場に来たのは、自宅から近いはずの俣野球場に行ってみたかった。というだけでなくなく、もう一人お目当てがいたから。「報知高校野球」でも、塚脇と共に取り上げられてた 浅井 拓(向上)遊撃手を見るため。この選手、高校生の遊撃手としては、かなり上手い部類です。特別プレーにスピード感やフットワークの非凡さは感じないのですが、プレーが安定していますし、地肩も基準レベルを満たします。こと上のレベルでも、ニ遊間を意識できる選手ではないのでしょうか。
今日は3打席ほど観戦して、四球・センター前ヒット・セカンドゴロでした。特にセンター前にはじき返したスイングは、振り出しが良く見事でしたね。ただスイングの強さが物足りなく、少々上のレベルの球威・球速に苦労することが予想されます。このスイングの「鋭さ」「強さ」を磨くことが、今後の改善ポイントであると思います。
またセカンドゴロの時の一塁走破タイムが、4.35秒弱。少し緩めて走っていたことを考えても、4.2秒台ぐらいだと考えられます。高校生として早いのですが、上のレベルでは平均的な走力です。それだけに、足で売りにできるほどではないのかもしれませんし、元々一番を打っていた選手なので、もっと速いのかもしれません。
ただこの選手は、高校からプロはないなと思ったのは野球への姿勢。ネクストでの様子を見ておりましたが、前の打者のやりとり見つめおりましたが、特に深く考えている様子は無し。合間にたまにスイングなどを入れておりましたが、それを必ずそうしようとするルーティーンといった感じもいたしません。更にスイングの際にも、とりあえず体を動かしているだけで、特に自分の中でチェックポイントを決めて、意識を持って振っている様子もなし。打席に入るときも、ラインを踏まないような極め細やかさ(二遊間候補ですから)もないですし、足場の馴らし方も平均的で、特に打撃に深いこだわりは感じられませんでした。けしていい加減だとか、取り組みが悪いとは思いません。ただ高校からプロに入って、飯を食って行こうという選手が持つ、ギラギラしたものは感じられません。あくまでもこういった選手は、大学などで技量を伸ばした方が得策だと思います。
ただそれでも、遊撃手としては興味深いですし、今年の神奈川を代表する野手の一人だとは思います。夏までに、どのぐらい課題を克服してくるのか、機会があれば注目したいですね。体格も183/79 右/左 と 思っていた以上に大型の選手でした。
今日は、次回の武相戦が見られるのか微妙だったので、この試合に足をのばしました。武相は、かなり有力選手を抱える実力校なので、かなり厳しい戦いになるのではないのでしょうか。それでも、この向上。昨春の関東大会出場メンバーもおり、今年の神奈川では屈指の注目チームなのではないのでしょうか。塚脇の登板が、期待されます。
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