83 龍谷大 VS 大院大
2012/10/02|Category:観戦記
今日は関西に遠征に行って、今年観られていない 関西大学球界注目の好投手・金田 和之(大院大 4年)投手を観に、大阪の南港球場まで足を運ぶことにしました。
朝3時ぐらいから起きて、始発電車に乗る準備を始めます。順調に準備をすすめ、5時10分発の始発に乗ろうと家を出ようとすると、バイクのエンジンキーがまわりせん。あれっと思ったら、兄のバイクと同じなので、キーを間違えていることに気がつきませんでした。ましてもうこの時期になると、駐車場は真っ暗で、キー穴に差し込むことさえ中々難しい作業になるわけです。それでも時間に余裕を持っていたので、なんとか始発に間に合いました。
どんなに急いで始発に乗っても、京急で一番早く羽田に着くのは5時55分。6時10分という飛行機もあったのですが、余裕がないので6時20分の飛行機に乗ります。いつも私は最も安い飛行機に乗るのですが、今回はJALの特割で行くことに致しました。さすがJALは、いつも乗っている某格安航空会社に比べると、スッチーの数・質・機内の充実感は違います(笑)
伊丹空港に着いて、南港まで1時間近くかかります。それでも10時から始まる試合なのに、8時45分ぐらいに着いてしまい、会場が開くのを持っていました。もっと遅い便で来たかったのですが、そうすると1000円単位で、どんどん料金が上がってしまいます。会場には、続々と各球団のスカウトが集結。この試合の注目度がわかります。
金田は、故障などもあり、ここ数試合登板がありませんでした。しかし龍谷大戦までには、間に合わせるというコメントがあったので、それを信じての観戦。しかし、この日の先発ではありません。また同じく怪我なのか、最近出場していないのが、関西学生球界屈指の強打者・古本 武尊(龍谷大)右翼手。こちらも、結局試合のスタメンメンバーに名を連ねることはありませんでした。
何の目的もなくなったこの試合は、朝早くから起きた睡魔との戦いとなります。大院大の先発は、大橋 直也(鳴門工業 2年)左腕。球速は、130~135キロぐらいでしたが、要所でズバッと良いところに投げ、全国レベルの強豪校・龍谷大打線を抑えます。変化球も、カーブ・スライダー・フォーク・スクリュー系と多彩で、ボールに凄みはありませんが、よくまとまった好投手です。近くのスカウトが、記者さんにも話していた通り、球威・球速が増せば面白い存在になろうかと思います。ただ逆にある程度形が出来ている投手なので、ここから球威・球速の大幅アップが期待できるのかは微妙でしょうか。
龍谷大の先発は、大学選手権などでも好投した杉上 諒(4年)右腕。大学選手権では、常時140キロ台前後~中盤ぐらいまで出しており、随分と昨年みた時よりパワーアップしたのだろうなぁと思ったものです。しかし実際今日計ったのですが、MAXで87マイル(139.2キロ)ぐらいまでで、昨年計った時と殆ど変わらないですね。大学選手権のスピードガンが、速く表示されていたのではないかという危惧したくなります。結局、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ、終盤まで粘り強く投げましたが、今日はピリッとした内容では、けしてありませんでした。
結局二人が終盤まで試合を作りましたが、終盤にミスなども重なり龍谷大がリードを許します。最終回に、龍谷大が詰め寄る場面もあるも、ランナーが飛び出しこれに救われ大院大の勝利。結局最後まで、大橋が投げ続けました。最後まで金田が登板することなく試合は終わり、全く収穫らしい収穫はありません。
その金田は、昨年の5リーグ対抗戦で観戦。全く私自身記憶に残っていないのですが、均整の取れた体格から、MAX88マイル(140.8キロ)まで記録。もう一皮むければ、ドラフト候補になるかもとのコメントを残しております。一応そういった成長を遂げたようで、リーグ戦でも活躍し候補に名乗りをあげています。実際実力的には、指名が微妙な選手なのだとは思います。そこに来て、この怪我がどのように指名に影響するのか気になるところです。
大院大では、同じくプロ志望届けを提出していた 中嶋 政弥(PL学園出身)遊撃手がいます。182/78の大型遊撃手で、ボールを捉えれば鋭い当たりを放つポテンシャルはあります。ただスローイングも少し雑ですし、遊撃手としては平均的。地肩は基準以上ですが、打撃も含めてドラフトで指名されるような選手には見えません。恐らく独立リーグに進むのではないのでしょうか。
その他では、庄司 優斗(明徳義塾出身 2年)左翼手が、当たりに当たっていたぐらいしか、野手でも気になった選手はおりませんでした。試合としては、完全に空振りです。
結局、第二試合の 大商大VS大経大 の試合を観ることなく球場をあとにしました。大経大にはプロ志望届けを提出した選手が2名ほどいたのですが、共に160センチ台の体格の選手であり、名前もよく知らない選手だったので、観ることなく京都観光に切り替えました。
南港から京都は向かう線が、湖西線経由だったので、そのまま乗っていれば 皇子山で行われている 関西学院大 VS 同志社 の試合に間に合いそうでした。しかし関西学院大は、夏のオープン戦で見ておりますし、同志社にも特に興味を惹かれる(プロ志望届け提出者もなし)だったので、観戦はしませんでした。
そのまま京都競馬場に向かって、ジェンティルドンナ の3冠を確認するのも良いかなとも思ったのですが、これで競馬まで外れたら目も当てられないし(儲けも大して期待できないほどの人気でしたし)ということで、観光に絞ります。向かった先は、二条城。二条城は、それこそ小学生の時以来ですから30年ぶりぐらいでしょうか。中学の修学旅行が、京都・奈良方面だったのですが、この時は寺の拝観料問題で揺れている年で、その時は殆ど京都の主だった仏閣には入ることができず、二条城も例外ではありませんでした。その時の、リベンジをしたかったわけです。ず~と京都に来る度に来たかったのですが、ようやく祈願成就です。
二条城を一時間ぐらい散策して、余力があったら行こうと思っていたのが、「嵯峨野トロッコ列車」。ここは、前から気になっていたのですが、テレビでも黒字に転化した第三セクターとして注目されているスポットです。折しも今回の遠征では、黒部の宇奈月温泉のトロッコ電車を乗ることも検討しながらも断念したので、今回はその代わりといった感じです。ただ残念だったのは、すでに16時過ぎで更に曇天気。紅葉の時期よりは少し早かったなので、そういった意味では景観が惜しい感じでした。嵐山は、西京極球場から近いので、またここで野球を見る時にでも、散策しに来ようと思います。以前行った時は、9月のなのに37度を記録し、竹林で涼むどころか死にそうでした(笑)
結局翌日仕事があるので、急いで自宅に戻ります。家には、8時半ぐらいには戻ることができ、慌ただしい日帰り遠征も終わりました。野球での収穫はありませんでしたが、前から気になっていた京都観光が出来たのが、唯一の救いとも言うべき遠征ではなかったのでしょうか。最近は、野球で空振りしても楽しめるように、何か他の目的をつけるのが、遠征の一つの習慣となっています。
朝3時ぐらいから起きて、始発電車に乗る準備を始めます。順調に準備をすすめ、5時10分発の始発に乗ろうと家を出ようとすると、バイクのエンジンキーがまわりせん。あれっと思ったら、兄のバイクと同じなので、キーを間違えていることに気がつきませんでした。ましてもうこの時期になると、駐車場は真っ暗で、キー穴に差し込むことさえ中々難しい作業になるわけです。それでも時間に余裕を持っていたので、なんとか始発に間に合いました。
どんなに急いで始発に乗っても、京急で一番早く羽田に着くのは5時55分。6時10分という飛行機もあったのですが、余裕がないので6時20分の飛行機に乗ります。いつも私は最も安い飛行機に乗るのですが、今回はJALの特割で行くことに致しました。さすがJALは、いつも乗っている某格安航空会社に比べると、スッチーの数・質・機内の充実感は違います(笑)
伊丹空港に着いて、南港まで1時間近くかかります。それでも10時から始まる試合なのに、8時45分ぐらいに着いてしまい、会場が開くのを持っていました。もっと遅い便で来たかったのですが、そうすると1000円単位で、どんどん料金が上がってしまいます。会場には、続々と各球団のスカウトが集結。この試合の注目度がわかります。
金田は、故障などもあり、ここ数試合登板がありませんでした。しかし龍谷大戦までには、間に合わせるというコメントがあったので、それを信じての観戦。しかし、この日の先発ではありません。また同じく怪我なのか、最近出場していないのが、関西学生球界屈指の強打者・古本 武尊(龍谷大)右翼手。こちらも、結局試合のスタメンメンバーに名を連ねることはありませんでした。
何の目的もなくなったこの試合は、朝早くから起きた睡魔との戦いとなります。大院大の先発は、大橋 直也(鳴門工業 2年)左腕。球速は、130~135キロぐらいでしたが、要所でズバッと良いところに投げ、全国レベルの強豪校・龍谷大打線を抑えます。変化球も、カーブ・スライダー・フォーク・スクリュー系と多彩で、ボールに凄みはありませんが、よくまとまった好投手です。近くのスカウトが、記者さんにも話していた通り、球威・球速が増せば面白い存在になろうかと思います。ただ逆にある程度形が出来ている投手なので、ここから球威・球速の大幅アップが期待できるのかは微妙でしょうか。
龍谷大の先発は、大学選手権などでも好投した杉上 諒(4年)右腕。大学選手権では、常時140キロ台前後~中盤ぐらいまで出しており、随分と昨年みた時よりパワーアップしたのだろうなぁと思ったものです。しかし実際今日計ったのですが、MAXで87マイル(139.2キロ)ぐらいまでで、昨年計った時と殆ど変わらないですね。大学選手権のスピードガンが、速く表示されていたのではないかという危惧したくなります。結局、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ、終盤まで粘り強く投げましたが、今日はピリッとした内容では、けしてありませんでした。
結局二人が終盤まで試合を作りましたが、終盤にミスなども重なり龍谷大がリードを許します。最終回に、龍谷大が詰め寄る場面もあるも、ランナーが飛び出しこれに救われ大院大の勝利。結局最後まで、大橋が投げ続けました。最後まで金田が登板することなく試合は終わり、全く収穫らしい収穫はありません。
その金田は、昨年の5リーグ対抗戦で観戦。全く私自身記憶に残っていないのですが、均整の取れた体格から、MAX88マイル(140.8キロ)まで記録。もう一皮むければ、ドラフト候補になるかもとのコメントを残しております。一応そういった成長を遂げたようで、リーグ戦でも活躍し候補に名乗りをあげています。実際実力的には、指名が微妙な選手なのだとは思います。そこに来て、この怪我がどのように指名に影響するのか気になるところです。
大院大では、同じくプロ志望届けを提出していた 中嶋 政弥(PL学園出身)遊撃手がいます。182/78の大型遊撃手で、ボールを捉えれば鋭い当たりを放つポテンシャルはあります。ただスローイングも少し雑ですし、遊撃手としては平均的。地肩は基準以上ですが、打撃も含めてドラフトで指名されるような選手には見えません。恐らく独立リーグに進むのではないのでしょうか。
その他では、庄司 優斗(明徳義塾出身 2年)左翼手が、当たりに当たっていたぐらいしか、野手でも気になった選手はおりませんでした。試合としては、完全に空振りです。
結局、第二試合の 大商大VS大経大 の試合を観ることなく球場をあとにしました。大経大にはプロ志望届けを提出した選手が2名ほどいたのですが、共に160センチ台の体格の選手であり、名前もよく知らない選手だったので、観ることなく京都観光に切り替えました。
南港から京都は向かう線が、湖西線経由だったので、そのまま乗っていれば 皇子山で行われている 関西学院大 VS 同志社 の試合に間に合いそうでした。しかし関西学院大は、夏のオープン戦で見ておりますし、同志社にも特に興味を惹かれる(プロ志望届け提出者もなし)だったので、観戦はしませんでした。
そのまま京都競馬場に向かって、ジェンティルドンナ の3冠を確認するのも良いかなとも思ったのですが、これで競馬まで外れたら目も当てられないし(儲けも大して期待できないほどの人気でしたし)ということで、観光に絞ります。向かった先は、二条城。二条城は、それこそ小学生の時以来ですから30年ぶりぐらいでしょうか。中学の修学旅行が、京都・奈良方面だったのですが、この時は寺の拝観料問題で揺れている年で、その時は殆ど京都の主だった仏閣には入ることができず、二条城も例外ではありませんでした。その時の、リベンジをしたかったわけです。ず~と京都に来る度に来たかったのですが、ようやく祈願成就です。
二条城を一時間ぐらい散策して、余力があったら行こうと思っていたのが、「嵯峨野トロッコ列車」。ここは、前から気になっていたのですが、テレビでも黒字に転化した第三セクターとして注目されているスポットです。折しも今回の遠征では、黒部の宇奈月温泉のトロッコ電車を乗ることも検討しながらも断念したので、今回はその代わりといった感じです。ただ残念だったのは、すでに16時過ぎで更に曇天気。紅葉の時期よりは少し早かったなので、そういった意味では景観が惜しい感じでした。嵐山は、西京極球場から近いので、またここで野球を見る時にでも、散策しに来ようと思います。以前行った時は、9月のなのに37度を記録し、竹林で涼むどころか死にそうでした(笑)
結局翌日仕事があるので、急いで自宅に戻ります。家には、8時半ぐらいには戻ることができ、慌ただしい日帰り遠征も終わりました。野球での収穫はありませんでしたが、前から気になっていた京都観光が出来たのが、唯一の救いとも言うべき遠征ではなかったのでしょうか。最近は、野球で空振りしても楽しめるように、何か他の目的をつけるのが、遠征の一つの習慣となっています。
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