東南西北
プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
斎藤 友貴哉(23歳・HONDA)投手
今年の社会人候補なかでも、そのスケールは頭一つ抜けた存在の 斎藤 友貴哉(HONDA)投手。しかしプロで即戦力になれる投手かと言われると、まだ私には半信半疑なところが残る。そのへんはどんなところなのか? 考えてみた。
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平尾 奎太(24歳・HONDA鈴鹿)投手
今年の大学・社会人には、スケールよりも実戦派の左腕が多い。そんな中、さらなる上積みが期待できる存在として、この 平尾 奎太(24歳・HONDA鈴鹿)の存在が光るのだ。
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2018年(8) 侍社会人代表 VS JR東日本 (JR東日本編)
前回は、侍社会人代表チームの方の選手を取り上げました。続く今回は、対戦相手のJR東日本の選手たちを。JR東日本は、スポニチ大会で試合中盤まで観戦。球場移動のため観られなかった・板東が148キロを投げたと聴いていてスポニチ唯一の心の残りとなっていました。今回は、JR東日本で気になった選手について取り上げて行きます。

そのJR東日本の先発は、今年解禁の 平木 隆世(24歳・横浜商科大出身)左腕。球速こそコンスタントに140キロ前後(MAX89マイル・143キロ)ほどの速球に、カーブ・スライダー・フォークなどを織り交ぜます。しかしコントロールに苦しんだり、甘い球を打たれたりと早々降板することになります。左腕から140キロ台を記録できる投手として、マークする球団もあると思いますが、現状指名となると物足りません。

2番手は平木の先輩にあたる 佐藤 健太(25歳・横浜商科大出身)左腕が、135~140キロぐらいの球速で投げ込むものの、ドラフト候補の匂いはしてきません。3番手はスリクォーターから135~87マイル(140キロ)ぐらいのボールを投げ込む大澤 信明(26歳・立教大出身)左腕と続きますが、彼もドラフト候補という感じではありません。左打者にとっては厄介なスリークォーターの球筋と、安定した制球が売りのサウスポー。

4番手は、鹿児島のれいめい時代に注目された高卒2年目の 太田 龍(20歳・れいめい出身)右腕が、こちらは190/93の恵まれた体格からドラフト候補の匂いがぷんぷんしてきます。球速もコンスタントに140キロ台を越えてきて、計測した中では89マイル(143キロ)が最速。コントロールや変化球の精度も発展途上ではありますが、場馴れしてくれば来年が楽しみな存在になってくるかもしれません。

最終回には、板東 湧梧(鳴門出身23歳)右腕が登場してくれて、スポニチの後悔を数日で取り戻すことができました。板東は評判どうりコンスタントに145キロ前後(MAX91マイル・146キロ)を記録するなど、スピード能力は間違いありません。ただしそのボールが結構バラついていたりと安定感はイマイチ。変化球は、カーブ・カットボール気味にズレる球・フォークなど一通りあるものの、現状は速い球を投げられるだけに終始している気はします。ドラフト候補として、この一年で気にしてはみたいのですが、指名となるともう少し総合力を引き上げたいところ。ところでこの板東とは、本当に観戦運が悪くここ3年ぐらいずっと観てみたいと思っていた投手でした。そのため投球をまともに確認できたのは、鳴門高校以来というのが本当なところです。スポニチで観られなかったというよりも、ここ数年来の悲願がかなった気持ちです。

この日一番目立っていたのは、むしろJR東日本の打撃陣です。これは、全日本を凌駕するほどの迫力。特に4番を任されている・丸子 達也(25歳・早稲田大出身)一塁手は、第一打席にきれいにレフト前に、第二打席にライトスタンドに叩き込み、第三打席にも三遊間を破るなど右に左に長短打ち分ける打撃を魅せます。あの茂木栄五郎と中軸を形成していた時の、最強早稲田時代を彷彿とさせる内容でした。すでに昨年解禁で解禁で指名漏れしているとおり、守備位置が一塁に限定される左打者ということで、うまく需要がないと指名され難いポジションの選手。逆に強力な助っ人外人がいて、その選手のバックアップがいない球団などには、面白い存在かもしれません。

また3年目を迎える 渡辺 和哉(24歳・専修大出身)は今年になり、捕手としてスタメンを張っています。特にこの試合では盗塁を刺すなど、故障が癒えて守れるようになっていることは大きいかと。けしてタイムは凄くないのですが、ランナーの滑り込んでゆくところに上手く投げられます。また専修大時代は強打者として注目されたように、右に左へと強烈な打球を連発し3安打。打てる捕手として、大学時代よりも指名されやすい土壌はできてきました。右の代打&第三の捕手としてのバックアップ要員としての需要は無きにしもあらずかと。

スポニチのときには長打連発で、今年は一味違うところを魅せていた 佐藤 拓也(24歳・立教大出身)中堅手。この日も、ライト前・センター前・レフトオーバーの長打と、どの方向にも打ち分ける上手さを披露。守備力も走力・肩もそれなりにある選手であり、再度注目すべき価値はありそうです。左打ちの外野手ということで埋もれてしまいがちですが、そうさせまいと必死にアピールしているだけに一年間追いかけてみたいと思わせてくれました。元々天才肌の能力の選手ですが、モチベーションが上がらないと力を出せないタイプ。一年間通じて、どのぐらいのプレーを続けられるか?

平木 隆世(24歳)投手 183/73 左/左
佐藤 健太(25歳)投手 174/77 左/左
大澤 信明(26歳)投手 184/83 左/左
太田 龍 (20歳)投手 190/93 右/右
板東 湧梧(23歳)投手 181/76 右/右

丸子 達也(25歳)一塁 187/103 左/左
渡辺 和哉(24歳)捕手 176/85  右/右
佐藤 拓也(24歳)中堅 173/76  右/左

JR東日本では、今年解禁の 永谷 暢章(21歳・履正社出身)右腕 や 昨年はプロ入りした田嶋の次によく登板していた 山口 裕次郎(20歳・履正社出身)左腕の投球は、今年まだ未確認。次にこのチームを観戦する際には、ぜひ確認してみたいところです。

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2018年(7) 侍社会人代表 VS JR東日本 (全日本編)
スポニチ大会が終わった直後から、社会人は全日本の代表選考会に入っています。そんななかJR東日本と試合をやっていたので、JR東グランドまで足を運んできました。今回は、全日本の登板について、簡単に感想などを。

全日本の先発は、山田 義貴(24歳・西部ガス)右腕。沖縄尚学・亜細亜大という球歴ながら、正直あまり気にしたことのない投手で、正直全日本に選ばれるほどの投手かなとメンバーを見ていて思っていました。非常に正統派の右腕で、球速は135~MAX87マイル(140キロ)程度と地味。それでも手元までキレの球質で、球速以上にボールが来ている感じがする投手です。カーブ・カットボール・フォークなどですかね? ドラフト候補という迫力は感じられませんが、好投手であるのは間違いないです。

2番手は、阿部 良亮(26歳・日通)右腕。こちらもオーソドックスな上手投げなのですが、コントロールが非常に安定しているのが特徴。球速は130キロ台中盤ぐらいが多いのですが、MAXで87マイル(140キロ)程度。山田ほどボールに勢いはなかったものの、安心して見ていられるタイプです。ただしこれはという特徴がないので、やはりドラフト候補云々というタイプではありません。

3番手は、草場 亮太(22歳・日本生命)右腕。九州産業大でドラフト候補として昨年注目された、まだ入りたてのルーキーが招集されていました。期待された4年春がそれほどでもなかったのと、順位縛りがあった関係で日本生命に指名されなく進んできました。常時140キロ台を超えるボールの勢いは確かで、最速で90マイル(145キロ)まで到達。チェンジアップ・スライダー・カーブなどを織り交ぜますが、ボールが全体が高く、そこを痛打されていました。素材としては間違いなくプロ級だと思うのですが、せっかく社会人まで進んだので確かな実戦力を身に着けてプロに進んできて欲しい選手です。ストレートで圧倒できるだけの迫力を身につけるか、実戦力を磨いて打たれないようにするか、どういう方向に本人が考えているのか?

4番手は同じ日本生命の 高橋 拓巳(24歳・桐蔭横浜大出身)。大学時代は、濱口遥大(神奈川大-DeNA)左腕と投げ合ってきたライバル。それほど体格・ボールにスケールのあるタイプではないので、代わりっぱないきなり連打を食らい大ピンチに。しかしそこから、3者連続三振で切り抜けます。特にこの日は、高めの速球がキレて最速91マイル・146キロを記録。変化球はスライダーとチェンジアップという感じで、キレ型だけに甘く入るとスコンスコン打ち返されてしまいます。逆にリリーフで2イニングぐらいならば、140キロ台中盤を連発できる能力を改めて披露。6つのアウトのうち5つを三振で奪い、良い面と悪い面を魅せた投球でした。しかし社会人の左腕候補は多くいるのですが、この選手が一番計算できるまとまりを持っています。ドラフトでも3位前後での、指名になるのではないのでしょうか。

5番手は、スポニチでも確認した 吉川 峻平(23歳・パナソニック)右腕。スポニチでは打ち込まれたので、今日はきっちり抑えてくれるだろうと思ったら、これまたボールに力がないので甘く入ると長打を食らってしまうのは相変わらず。こういう投手こそ、コントロールなどの繊細が求められるわけで、その辺を都市対抗の時期まで何処までできるのかがポイントでしょうか。球速はコンスタントに140キロ台を越えて来るのですが、この日は魔球シンカーをがあまり目立たなk投球できた。

最後は、スポニチに出場していなかった 平尾 奎太(24歳・HONDA鈴鹿)左腕。188/87の巨体なので、マウンドに上がっていても威圧感のある体格。球速は、135~MAX87マイル(140キロ)程度ですが、それ以上に感じさせる圧があります。変化球は、スライダーとシュート系のツーシームでしょうか? まとまりがもう一つだったのもあり、内容としてはあまりピリッとしませんでした。良い時は140キロ台中盤を連発できる投手ですが、まだ仕上がり途上といった感じの印象を受けました。ドラフト指名は有力でしょうが、上位となると微妙な投球ではあります。

この日の野手は、JR東日本の方が目立っていた感じ。多くは、スポニチ大会で見た選手で目新しさや目につく選手はあまりいませんでした。そんな中、一番を任されていた・皆川 仁(24歳・日本生命)はDHで出場。振り出しの鋭さがあり、捉えた打球は相変わらず強烈。此の辺は、スポニチに出場していなかっただけに、健在ぶり収穫でした。打力的にはドラフトレベルの選手だと思いますが、守備・走塁含めて左打ちの外野手だけに、かなり指名へのハードルは高いように感じます。いずれにしても、一年間追いかけてゆきたい存在でした。

山田 義貴(西部ガス)投手   178/80 右/右
阿部 良亮(日本通運)投手   181/80 右/左
草場 亮太(日本生命)投手   183/72 右/右
高橋 拓巳(日本生命)投手   176/73 左/左
吉川 峻平(パナソニック)投手 183/77 右/右  
平尾 奎太(HONDA鈴鹿)投手  188/87 左/左
皆川 仁 (日本生命)外野   177/81 右/左

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生田目 翼(23歳・日本通運)投手
今年一発目の個別寸評は、オフシーズンの「本当に凄いやつ」では取り上げなかった・生田目 翼(日本通運)投手を。流通経済大時代は、故障や順位縛りがなければ上位指名確実な存在だった。
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2018年 東京スポニチ大会総括 (野手編)
スポニチ大会総括・野手編。今年追いかけて注目すべき候補は誰なのか? スポニチ大会組を、検証してみた。
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2018年 東京スポニチ大会総括 (投手編)
2018年度のスポニチ大会の総括・投手編を。各試合のレポートは個別に行いましたが、今回はそれをまとめたものと、暫定的な評価づけを行ってみました。今後のドラフト戦線を考えてゆくための、指針にして頂ければ幸いです。
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2018年(6) スポニチ大会レポート4
スポニチ大会中に確認したかった選手が、最終日に見られそうだということで再び神宮球場に足を運んだ最終日。家の事情で球場到着は1時間遅れとなってしまいましたが、まだお目当ての投手は投げ続けていたおかげで、無事観戦することができました。

三菱重工名古屋 VS HONDA熊本

この試合のお目当ては、勝野 昌慶(土岐商・21歳)右腕。高卒3年目にして名前があがる、若手のホープです。球速は140~中盤ぐらいが多いのですが、得点圏にランナーを進めたり、追い込むと140キロ台後半~MAX94マイル(151キロ)の力強いボールを投げ込んできます。ただしこの選手の真っ直ぐが回転の悪い汚い球質なので、打者の空振りを誘うというよりは球威で詰まらせるタイプかと。そのコマンドもアバウトで、イマイチ収まりがよくありません。変化球も、緩いカーブ・カットボールのような高速にスライドする球、それにフォーク系の縦の変化も結構武器にします。気になるのは、結構甘く入る球が少なくないということ。

ベンチ前でのキャッチボールを見ていても、雑というかいい加減な部分があり、性格的に繊細さは望めないタイプなのだろうという感じはしました。投げっぷりは好い投手なので、いずれにしてもプロではリリーフタイプかと。そのためには、縦の変化の精度をいかに上げるかではないのでしょうか。高卒3年目でここまで出来ていいるので指名は確実だとは思いますが、プロでも1年目からガンガン活躍するほどの完成度があるのかは微妙です。そのへんは、今後の試合もみて見極めたいポイント。

むしろボールの勢いだけで言えば、勝野の後に投げた 服部 拳児(25歳・日体大出身)右腕の方が感じられたぐらい。コンスタントに140~145キロを記録し、短いイニングということでキャパ全開で投げ込み力強さが感じられました。ツーシーム・スライダー系の球を織り交ぜるなど、また機会があれば注目してみたいところ。キャパ一杯一杯で投げているので、今後の上積みがこれ以上望めるかといった部分に疑問は残りますが。

その他重工名古屋では、2番を打っていた・秋利 雄佑(カルフォニア州立大出身・26歳)DHが、ホームランを含む打撃で打ちまくっていたようです。私も上手く体を残してセンター前にはじき返す打撃を確認。パワフルなだけでなく、上手さもあるのだと関心しました。しかし気になったのは、スイングや動作にキレがないところ。さらに一塁までの塁間は、4.3秒前後と左打者としてはけして速くありません。打撃は光りますが、26歳の年齢や守備位置についていなかったことも加味すると、ドラフト候補というにはどうでしょうか。

決勝まで進んだHONDA熊本の方では、もう社会人も長くなってきた・稲垣 翔太(25歳・明豊出身)遊撃手が、気になるぐらいでした。こちらは、好守のショートストップで肩もまずまず。打撃も好い選手なので、改めて今年は注目してみようかという感じでした。

勝野 昌慶(21歳)投手 183/82 右/右
服部 拳児(25歳)投手 182/80 右/右
秋利 雄佑(26歳)内野 182/84 右/両

稲垣 翔太(25歳)遊撃 176/73 右/左

HONDA VS 東芝

おそらく今の社会人で、最も注目度が高いのは、この 斎藤 友貴哉(23歳・桐蔭横浜大出身)右腕ではないのでしょうか。関東のチームなので、この大会で確認できなければ4月に組まれている巨人とのプロアマ交流戦で確認するつもりでいました。観戦の優先度はそれほど高くはなかったのですが、ここで確認できて良かったです。

そんな斎藤投手は、コンスタントに140キロ台中盤~MAX92マイル(148キロ)まで到達。それほど打者の手元までグ~ンと伸びてくるとか、ピュッとキレのある空振りを誘う球質ではありません。むしろ勢いと適度な球威は感じますが、微妙に動いているようにすら感じさせるタイプの球質の投手。先発でもこれだけの球速を続けられるように、桐蔭横浜大時代よりもワンランク全体にパワーアップしている印象は受けます。変化球も、カーブ・スライダー・フォーク系など一通りのものがありますが、速球同様にあまり空振りがとれないのは気になる材料。

特に気になったのは、右投手のなのに左打者の両サイドにはきっちり投げ分けられる割に、右打者には甘い球を痛打される場面が目立ったということ。これはいつもの傾向なのか、今日がたまたまだったのか、今後気にしてみたいポイントです。結局3回で球場をあとにしたのですが、9回で1失点完投勝ちだったとのこと。確かに持っているエンジン・素材として魅力は高い選手ではあるのですが、何処まで即戦力として計算できるのか?と言われると微妙な気はします。1年目からガンガン活躍というよりは、プロで2年目・3年目と徐々にスキルアップした時に、どんな青写真を描けるかといったタイプではないのでしょうか。評価的には上位指名されても不思議ではないと思いますが、即戦力を期待してとなると辛い気はします。いずれにしても、今後の試合を見ながら評価は固めて行きたいところです。

東芝の先発の 加嶋 宏毅(24歳・慶応大出身)左腕。正統派のサウスポーで、昨年から後ワンランク球威・球速が増してくれば面白いとは思っていた3年目。今日も左腕から140キロ前後の球速は出て悪くはないものの、ボールの力がやっぱりプロだと厳しいだろうという印象。それでも強烈なチェンジアップを武器にしており、この球を右打者の内角にも落として来られる貴重なタイプだと思います。夏までに、もう少しボールの威力が変わってくればと思いますが、大卒3年目・よほど目の色を変えない限り短期間での変化は期待しづらいのではないのでしょうか。

HONDAでは、1番を打つ・木浪 聖也(24歳・亜大出身)遊撃手の、スナップの強い送球は魅力。チームでも1番を打つように、打撃もそこそこなので今後も注視したい一人。ただしこの手のタイプにしては、左打席から4.20秒と走力が並なのが残念。また3年目の辻野 雄大(25歳・白鴎大出身)捕手は、打てる捕手としてチームの不動の正捕手に成長。昨年指名はされませんでしたが、JAPANのメンバーにも選ばれるなどディフェンス面も悪くない存在。7番打者ながら、松田 進(24歳・中央大出身)三塁手は、国学院久我山時代からプロから注目され続けてきた強打者。社会人離れした、豪快なスイングが魅力。粗っぽい打撃は相変わらずなのですが、チェンジアップを強烈な打球で三遊間を抜けていったり、センターオーバーの長打を放つなど存在感をアピール。都市対抗の頃中軸を任されるような信頼を得られるようになっていると、社会人では稀なスケールのある選手だけに楽しみ。

斎藤友貴哉(23歳)投手 184/91 右/左
辻野 雄大(25歳)捕手 179/80 右/左
木浪 聖也(24歳)遊撃 178/78 右/左
松田 進 (24歳)三塁 187/91 右/右

加嶋 宏毅(24歳)投手 178/81 左/左

大会のまとめは、明日行いたいと思います。なんとか目的の選手を確認でき、これだけ目的を果たせたスポニチ大会は初めてかもという感じです。しいて残念に思うところがあるとすれば、初日に大田に移動してしまったために、板東 湧梧(JR東日本・23歳)右腕が148キロを記録したという投球が確認できなかったこと。板東とは観戦運が悪く、社会人に入ってから一度もその有志を確認できたことがありません。こういった選手って、たまにいるから面白いものです(面白くない)。

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2018年(5) スポニチ大会レポート3
大会二日目のレポートの続きでも。神宮球場の第三試合は、パナソニック と 日通の試合でした。この試合、序盤は一方的なパナソニックペースで進みコールドになるかという流れでした。しかしあれよあれよと流れが変わって、終わってみれば10-5 で日通の逆転勝ち。野球の怖さを、改めて実感させられる試合となりました。

そんな試合の注目は、ドラフト上位候補のパナソニックの先発 吉川 峻平(関西大出身・23歳)右腕。スリクォーターから繰り出す140キロ台の速球(MAXは90マイル・145キロ)を内外角に散らし、特に打者の胸元にきっちりコントロールできる制球力は精度が高いです。緩いカーブ・130キロ台中盤のカットボール・120キロ台中盤のシンカーが主な球種。

ランナー出してからも特に気持ちが揺らぐ感じではなかったのですが、イニングによって波を感じさせる投球ではありました。元々この投手、球威があまりないので、甘く入るとスコーンと飛ばされ投げミスが怖いところがあります。この試合も序盤好投していましたが、4番の北川 利生(創価大出身・25歳)右翼手に、左中間スタンドに3ランを浴びて流れが一挙に変わることになります。吉川は結局6回2/3イニングを投げて9安打・3失点という内容に。この試合では、吉川の好い部分と悪い部分の両方が観られた気がします。果たして今後のシーズンで、何処まで隙無しの投球を極めてゆくのか注目されます。特に序盤は、魔球・シンカーが効果的でした。評価付けは今後の内容次第だとは思いますが、よほどのことがない限りは、笹川(東京ガス)同様に指名濃厚なレベルだと言えるのではないのでしょうか。

試合の流れをいっきに手繰り寄せたのは、日通の2番手生田目 翼(23歳・流通経済大出身)右翼。大学時代は、最終学年で故障で泣かされなければ上位指名濃厚だった素材。順位縛りなどがあり社会人に流れましたが、故障も癒え健在ぶりをアピール。

176センチを上背はありませんが、糸を引くような球筋と「おりゃ!」の声を発する気合満点のマウンドさばきは健在。最初は球速表示ほどの勢いは感じられなかったものの、コンスタントに140キロ台中盤~MAX94マイル(151キロ)まで到達。この投手は山崎康晃(DeNA)のように、上背がないので140キロ台後半を記録しないと見栄えがしないタイプかもしれません。それでも指にかかった時のボールには、見るべきものがあります。制球はアバウトだったものの、横滑りするスライダー・カットボールなどを織り交ぜ、6回を1安打・無失点に抑えたのはさすがです。特に序盤のパナソニックの打棒を見せつけられていただけに、余裕にその思いは強く残りました。故障に泣かされた大学時代と違い、3月のこの時期から150キロを投げられるぐらい今は状態が好いようです。あとは、この勢いをシーズン最後まで持続できるか? 彼も普通に過ごせれば、ドラフト指名濃厚な選手でしょう。

この試合で異彩を放っていたのは、ルーキーながらパナソニックの4番に据わっている・片山 幾三(九州共立大出身・23歳)DH.。打った瞬間にホームランとわかる潔いスイングは、岩見 雅紀(慶応大-楽天2位))以上の爽快感があります。この試合でも、第一打席に左中間スタンドへ、第二打席にライトスタンドへと右に左へと叩き込み、強烈なインパクトを残しました。右打席から4.92秒という、脚力の遅さは度返しても、この飛距離は魅力です。この選手重量級ですが、しっかりボールに角度がつけられる選手で、天性の一発屋。さら打撃に粗さはあっても、脆さはそれほど感じさせません。ぜひ社会人でも、この豪快さを磨いて来年はプロ入りを実現して欲しいと思います。

吉川 峻平(23歳)投手 183/75  右/右
片山 幾三(23歳)内野 176/105 右/右

生田目 翼(23歳)投手 176/84 右/右

ここまでの大会二日間で、かなり当初から観たいと思っていた選手はおさえられた気がします。あとは、勝野 昌慶(三菱重工名古屋)と斎藤 友貴哉(HONDA)をできれば、この大会期間中にみたいと思っていました。幸いなことに、大会三日目を待たずして両チームが決勝リーグ進出が決まりました。彼らが登板してくれれば、明日チェックすることができそうです。それが実現できれば、完全に今大会の目標は達成です。

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2018年(4) スポニチ大会レポート2
スポニチ大会2日目・神宮球場のレポートを。ただし今回は長くなりそうなので、2回に分けてお送りします。元々この日は、第二試合からの観戦予定でした。しかし第一試合が長引き、延長タイブレークに。これも幸いして、事前の注目選手にあげていた、邑楽 雅貴(日立製作所・24歳)右腕の投球を確認。桜美林大時代は、佐々木千隼(ロッテ)とともに、二枚看板として活躍した投手。オーソドックスな上手投げで、球速は130キロ台後半~最速で88マイル(142キロ)を記録。私はタイブレーク時の投球しか確認できませんでしたが、3イニングを無安打に抑え、もっと速い球もあったのかもしれません。変化球は横滑りするスライダーぐらいしか確認できませんでしたが、この投球を見る限りは現状ドラフト候補というほどのインパクトは受けませんでした。しかし大事なところを任されているみたいなので、これからも日立の試合を観戦する際には注視しておきたい一人なのは確かでしょう。

大会二日目・神宮球場第二試合・ 日本新薬 VS 東京ガス

ネット裏は、岩槻川通で 斎藤友貴哉(HONDA)の登板が予想されたので、多くのスカウトがそちらに集まっていた印象。東京ガスは、前日に引き続きの観戦。メンバーで違っていたのは、中山 悠輝(23歳・PL学園出身)内野手が、6番・サードで出場していたぐらい。右方向に好い打球を飛ばしていたものの、以前のようなスケール感は薄れ、並の選手になってしまったなという思いがしました。ここから指名候補として再度注目されるには、相当なアピールが必要ではないのでしょうか。

やはり前日注目していた 石川 裕也(24歳・日大国際関係学部出身)遊撃手は、守備力・打力もまずまずで、一塁までの塁間も多少緩めても4.25秒前後とそれなり。深いところからでも投げられる地肩も基準以上ですし、何より大きな声を出して気持ちを全面に出すプレースタイル。指名確実なレベルではありませんが、今後も追いかけてみたいと改めて思いました。全体的にはすべてが中の上タイプという印象で、ここから一つ抜けた特徴が欲しい気がします。

この日素晴らしかったのは、4番の 笹川 晃平(24歳・東洋大出身)右翼手。前日は、フェンスにぶつかりながら捕りにゆくなど気持ちの方が目立っていました。しかしこの日は、ライトオーバーのツーベース・内角の球をレフトスタンドに、そしてセンター前に打ち返すと、すかさず盗塁を決めるなど、打撃でモノの違いを魅せてくれました。この日の雰囲気は、同じ東洋大出身の先輩・清田 育宏のNTT東日本時代を彷彿とさせる内容。清田もドラフト4位での入団だったことを考えると、現状は3位前後ぐらいの選手と見るべきでしょうか。しかしプレーの端々から、プロに行きたいのだという熱いものが伝わってくる選手。こちらは、よほどのことがない限り指名確実なレベルだと言えます。

その一方で、日本新薬のでは、1番の 久保田 昌也(24歳・国学院大出身)中堅手が、好い当たりを連発。龍谷大平安時代は、広島に行った 高橋 大樹 とともに強打者として注目された選手。この日は、スライダーをライト前・ピッチャー強襲の当たり、ファースト内野安打の俊足、ライト横を抜けるツーベースと、笹川とともに抜けた打撃を魅せていました。出塁するとすかさず盗塁を決めるなど、こんな足も速い選手だったのだと改めて驚き。左打ちの外野手ということで指名へのハードルは高そうですが、今後も気にしてみたい一人です。守備・肩などのレベルが高いようであれば、指名の可能性も無きにしもあらずかと。

先発の 小松 貴族志(25歳・創価大出身)右腕は、ビシッとした140キロ前後の速球など、大学時代と変わらずの好投手ぶり。緩いカーブなども交えて的を絞らせないようにしていましたが、スライダーが甘く入るところを痛打されていました。2番手で投げた 三木 昂(26歳・関西国際大出身)右腕なども、大学時代には全日本合宿にも招集された元JAPAN候補。スリークォーターから繰り出す常時140キロ台~MAX91マイル(146キロ)速球に、スライダー・シンカーなど、ボールの勢いはそれなり。大卒4年目だけに指名となると決め手不足ですが、ボールの力は健在でした。

そんな中、この試合のお目当ては、日本選手権で先発し140キロ台中盤を連発していた・岩本 喜照(23歳・九州共立大出身)右腕の登板があるのかということでした。最後の最後でようやく出てきたのですが、球速はコンスタントに140キロ台を記録し、145キロなども何度か記録。それまでは、ミットにスポッと収まる感じで球速ほどの勢いは感じれませんでした。しかし最後の2球ぐらいは指にかかって、素晴らしい球が決まっていました。その時の私のガンでは94マイル(151キロ)に到達。この球速はエラーからもしれませんが、こういった球が安定して投げられるとドラフト指名も現実味を帯びてきます。変化球は、他にもスライダー・フォークなど。牽制やクィック・フィールディングなども悪くはありません。まだ指名確実とは言えませんが、今後アピールし続ければ指名圏内に入ってくる可能性があります。

邑楽 雅貴(24歳)投手 178/85 右/右

中山 悠輝(23歳)三塁 185/85 右/右

岩本 喜照(23歳)投手 187/84 右/右
小松 貴志(25歳)投手 174/78 右/右
三木 昂 (26歳)投手 174/79 右/右
久保田昌也(24歳)中堅 178/75 右/左

2018年(3) スポニチ大会初日
アマチュア野球・最初の公式大会・社会人東京スポニチ大会が始まりました。大会初日は、観戦が裏目裏目に出てしまうような1日となってしまいました。

東芝 VS 東京ガス

東芝の先発は、ドラフト候補の 岡野 祐一郎(24歳・青学大出身)右腕。オーソドックスなフォームから、球速は130キロ台後半~最速で145キロまで到達したそうですが、大方140キロ前後ぐらいといった感じ。ボールを両コーナーに散らすコマンドの高さはあるものの、球そのものの力はプロの一軍レベルに比べると見劣りします。変化球は、カーブ・スライダー・フォーク・ツーシームなど多彩で、的を絞らせないで打ち損じを誘うのが、この選手の持ち味。

オフに寸評を作成した時に触れたように、フォークに依存しすぎる投球というのは陰を潜めていたのは一安心。そのフォークでもなかなか空振りが奪えなかったのが、この日は時々空振りを誘えていたのは良かった点でしょうか。ただしこの時期だから打ち損じていたという感じの内容でもあり、この投手自身がもう少し暖かくなれば更に球威・球速を増して来るタイプかと言われると疑問は残ります。順調にゆけば、今年あと何度か観られる投手だと思うので、その中でさらに上積みがあるのか注目したいです。現状のままであれば、即戦力としてはやや物足りない感じですが、更によくなれば実戦派として計算できるようになるかもしれません。引き続き、追いかけてはみたい一人です。

一方の東京ガスの先発も注目の、臼井 浩(24歳・中央学院大出身)右腕。こちらは、常時140キロ~中盤ぐらい。岡野よりも、ボールの力そのものはあるものの全体的に高めに集まる傾向があります。変化球は、スライダー・カットボール・ツーシーム・フォークなど、こちらもいろいろありますが、岡野が縦の変化を武器にする投手に比べると、こちらは横の変化を中心に投球を組み立ててきます。こちらも適度にまとめられる実戦的な部分はあるのですが、ドラフト候補というよりも、「ミスター東京ガス」として長くチームの主戦として活躍してねというタイプであるように感じます。投げっぷりは好い投手なので、リリーフで力と技を兼ね備えた投球をということもできないことはないと思いますが、今後の上積みが望めなそうだということで、指名されるまでには至らないのではないかと思います。現状の岡野とは、力量に大差はありませんが。

野手では、東京ガスの核弾頭・石川 裕也(24歳・日大国際関係学部出身)遊撃手の大きな声が響いていたこと。打撃では、センター前に一本打ち返しており、今後も気にしてみたい一人。またドラフト的には、笹川 晃平(24歳・東洋大出身)右翼手が、センター前に一本打ち返していました。ライトファールフライを、フェンスにぶつかってのガッツを魅せたり、ライトからの返球もまずまずで、プロにアピールしたいのだなというのは伝わってきました。こちらも上位でとは行きませんが、集中力の高まった時の勝負強さには見るべきものがある選手なので、この一年間おかけてゆきたい一人です。また東芝では昨年指名されなかった 堀米 潤平(25歳・白鴎大出身)遊撃手が、ライト線ツーベースやレフト前に打ち返すなど、右に左へと打力でアピール。社会人随一の守備力を誇るショートストップだけに、あとは打撃でアピールしたら、今年こそ指名される可能性は残されていると思います。

岡野祐一郎(24歳)投手 180/85 右/右
堀米 潤平(25歳)遊撃 163/63 右/左

臼井 浩 (24歳)投手 168/75 右/左
石川 裕也(24歳)遊撃 178/75 右/左
笹川 晃平(24歳)右翼 182/86 右/右

JR東日本 VS 日本製紙石巻

JR東日本の先発は、昨年ドラフト候補として注目されたルーキーの 宮本 誉士樹(23歳・東農大オホーツク出身)右腕。投球のほとんどが、ナチュラルシュートするクセ球という個性派サイド。この日は、少ないながらもスライダーやシンカー系の球も織り交ぜてきました。特に変わったところは観られませんでしたが、140キロ前後のクセ球は健在で、来年は再び候補になる選手ではないのでしょうか。

日本製紙石巻の先発は、3年目の 古田 恭平(25歳・日体大出身)右腕。170/74 の上背や、智弁和歌山~日体大というキャリアは、今年の候補として注目される 東妻 勇輔(日体大)右腕と良く似ています。投げっぷりもよく、スケールをワンランク・ツーランク落としたような存在です。球速はコンスタントに140キロ前後~中盤ぐらいまで出せる投手ですが、上記に記した臼井(東京ガス)同様に、長くチームに貢献してねというタイプの好投手。ドラフト候補かと言われると、ちょっと違うようには思います。

打者では、石巻の3番 浅沼 佑亮(24歳・東北福祉大出身)右翼手が、ライトフェンス直撃のツーベースを放つなど、福祉大時代同様に同チームでは目立つ存在。また東日本の方では、1番を打つ 小室 湧未(24歳・神奈川大出身)二塁手が、レフト前にヒットを。最初の打席の一塁到達タイムが、右打席から4.5秒台(左打者換算で4.25秒前後)と並なのは一番打者としては物足りません。出塁後二塁へ滑り込む場面もあったのですが、ベース際のスピード感がイマイチなのも、走力としてはさほどではないのでは?という疑問は残りました。その他目新しいところでは、大学時代強打者として注目されていた 渡辺 和哉(23歳・専修大出身)が、捕手としてマスクを被っていたこと。故障から回復して、スローイングできるようになったのだという感じで観ていましたが、イニング間の送球は2.2秒ぐらいと並だったものの走者の滑り込んでくるところに制球はできていました。強打の捕手として観られるかどうか、これからも注目してみたい。また浦和学院時代から好打者として知られる・佐藤 拓也(24歳・立教大出身)右翼手が、6番打者として出場。第一打席にライトスタンドに叩き込んだかと思ったら、続く打席でもフェンス際の大きな飛球を飛ばすなど、今年は長打力があるところも示してアピールするつもりなのかと思いながら観ていました。この辺までは、今後も観戦する機会があれば注視したい選手達です。

宮本誉士樹(23歳)投手 186/90 右/右
渡辺 和哉(23歳)捕手 176/85 右/右
小室 湧未(24歳)二塁 173/83 右/右
佐藤 拓也(24歳)右翼 173/76 右/左

古田 恭平(25歳)投手 170/74 右/右
浅沼 佑亮(24歳)右翼 182/82 右/左

問題はここからで、パナソニックの先発・吉川 峻平(関西大出身・23歳)右腕を観に、試合中盤で神宮を跡にします。大田スタジアムの最寄り駅である・流通センターに着いて先発を調べると、パナソニックの今日の先発ではないかと知り、そのまま家路に戻りました。神宮では私が球場をあとにした後、板東 湧梧(鳴門出身23歳)右腕が、148キロを記録したとのこと。彼の成長ぶりも、確認できなかったのは残念でした。

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2018年本当に凄いやつ53 皆川 仁(23歳・日本生命)外野手
立正大学時代に、神宮球場のバックスクリーン横に特大の本塁打を放った 皆川 仁(日生)外野手。社会人でも、名門・日本生命の4番打者をルーキーながら任されている。解禁となる今年、再びプロへの可能性が広がってくる。
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2018年東京スポニチ大会ドラフト注目選手(D グループ)
スポニチ大会のドラフト候補をご紹介シリーズの、今回は最終回。特にDグループは、ドラフト指名濃厚な選手を抱えているチームが多く、ぜひこの機会にチェックしておきたい。
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2018年東京スポニチ大会ドラフト注目選手(Cグループ)
ドラフト候補を抱える選手が多いのが、Cグループの特徴。指名有力選手が誰なのか? この大会期間中にチェックを入れておきたいところではないのだろうか。
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2018年東京スポニチ大会ドラフト注目選手(Bグループ)
スポニチ大会のドラフト候補をあげるシリーズ・第二弾。今回は、Bグループのチームについて考えてみた。解禁組・NO.1の本格派も含まれる、注目のグループだ。
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2018年東京スポニチ大会ドラフト注目選手(Aグループ)
毎年恒例・アマチュア野球最初の公式大会・社会人東京スポニチ大会が、11日(日)から行われる。そこで予選が行われるA~Dのグループずつ順番に、ドラフト注目の選手をあげてゆこうという企画。今回は、第一弾としてAグループの候補達を考えてみた。
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2018年(2) 日体大 VS DeNA
毎年恒例・春先のDeNA2軍とアマチュアチームとの、プロアマ交流戦を観戦してきました。今回の対戦相手は、秋の神宮大会優勝チームの日体大。複数の、ドラフト候補を抱える注目チームです。

日体大の先発は、東妻 勇輔(智弁和歌山出身・新4年)右腕。170/70 と上背はないのですが、150キロを超えるストレートを投げ込む力投派。立ち上がり強風と味方のエラーでリズムが掴めず、アバウトな制球力はさらに荒れ荒れといった内容に。それでもコンスタントに145~MAX94マイル(151キロ)を記録する速球に加え、カットボール・ツーシームなどボールを動かしつつ、カーブ・スライダー・チェンジアップを織り交ぜ三振の山を築きます。特に強靭な腕の振りから繰り出されるスライダーの曲がり幅が大きく、右打者がのけぞった球がストライクに入ってきます。さらに腕の振りから見分けのつかない、チェンジアップの威力も絶大。ボール一つ一つは、今年のドラフト候補のなかでもトップ級なのは間違いないでしょう。プロでは典型的なリリーフタイプですが、イメージ的には 近藤大亮(パナソニック-オリックス)的な体型ながら、ボールの感じは三重中京大時代の 則本昂大(楽天)を、更に汚くしたような球威があります。はまれば、観客を熱く魅了する投球が大いに期待できそうです。

しかしすでに、持ち得る能力を惜しみなく出し切っているので、今後の上積み・成長といった意味ではどうでしょうか? あくまでも今ある能力が、プロで通用するかどうかの判断になろうかと。そう考えると怖さもあり、上位指名するのには勇気がいるのでは?今年はタマが豊富な年なので、3位前後ぐらいの評価に留まる可能性もあります。

驚いたのは、この東妻の後に投げた各投手も、軒並み90マイル(145キロ)以上を記録したということ。2番手の吉田 大喜(大冠出身・3年)右腕は、正統派のフォームから非常に球筋の好い92マイル(148キロ)を記録。フォークやスライダーなど、一通りの変化球も身につけています。セットポジションに課題があるのか?ランナーを背負ってからのピッチングに不安を残したものの、筋の良さを魅せてくれました。

横浜高校時代は、一学年下に藤平 尚真(楽天)などがいたため陰の薄かった 北山 比呂(横浜出身・3年)投手は、こちらも最速93マイル(150キロ)の速球でグイグイ押してきながら、スライダーやフォークを織り交ぜるピッチング。吉田とともに、来年楽しみな存在。さらに、森 博人(豊川出身・2年)右腕も、コンスタントに140キロ台を越えてきて、最速92マイル(148キロ)を記録。キレのあるスライダーを武器に今後に期待を持たせる内容でした。

最後にはエースの松本 航(明石商出身・4年)右腕が登板。3日前に体調を崩して、登板が危ぶまれたものの最後の1イニングに登場。球速は、140~最速90マイル(145キロ)程度だったものの、元々ボールの力で押すというよりは、マウンドセンスと投球術で試合を作る先発タイプの好投手。変化球も、スライダー・チェンジアップ・ツーシーム・フォークなど実に多彩。しかしこちらは、大学からプロ入りするか社会人に流れるかは微妙なタイプなだけに、今シーズンのアピール次第ではないのでしょうか。力投派が目立ったなかで、投球にセンスを感じさせるタイプです。

野手では、中心打者である 高垣 鋭次(智弁和歌山出身・2年)がセカンドへ、大木 惇司(東福岡出身・3年)が中堅手にコンバートされていたのが目新しいところでしょうか。

東妻 勇輔(4年) 170/70 右/右
吉田 大喜(3年) 175/77 右/右
北山 比呂(3年) 175/72 右/右
森  博人(2年) 176/65 右/右

総じてDeNAが繰り出す投手陣よりもボールに勢いがあり、DeNA打線から14奪三振を奪っていました。東洋大の繰り出す150キロトリオのような恵まれた体格の選手たちではないのですが、持ち得る能力を出し尽くせる才能には好感が持てます。今シーズンも、全国の頂点を狙える陣容ではないのでしょうか。

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2018年本当に凄いやつ52 伊藤 将司(国際武道大3年)投手
けしてスケール溢れる素材ではないのですが、実績・経験という意味では、世代屈指のものを誇る 伊藤 将司(国際武道大3年)左腕。左腕は、スケールよりも実戦力がものをいうポジション。そういった意味では、この選手は面白い存在ではないのだろうか。
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2018年(1)  関東学院大 VS 上武大
今年はじめて、生観戦に行ってきました。新しく買った防寒具の効果や、スピードガンが健在なのか・目測はズレていないかなどのチェックの意味合いが強かったです。

そんな中、ドラフト目線で言えば、18年度の大学生捕手のなかでも、最も経験・実績が豊富な 吉田 高彰(上武大新4年)捕手がチェックの目的でした。試合前練習では、動きの良さを魅せてくれたものの、この日は3番・DHでの出場と、ディフェンス面の詳細は確認できず。

結果は四球・サードゴロ・三遊間ヒット と3打席をみて帰宅。どうしても腰が早く逃げるスイングなので、引っ張り中心の打撃になってしまうのは相変わらず。特に打撃に関しては、目新しいものや変化は感じられませんでした。せっかく生でみたので、もう少し違うところをみたいかと。

ネクストバッターボックスで、投球フォームに合わせてタイミングを合わせているなど打席での準備は悪くありません。しかしバッターボックスに入る時にラインを気にせず踏んでしまうところは、捕手としての繊細さはあまり感じられないのかなと。さらに足場の馴らしなども淡白で、打撃にこだわりが感じられません。スイングなどを観ていても、プロに入るような雰囲気はして来ない選手であり、強豪・名門の社会人チームに進むことになるのでないかという気がします。今年何度かまだ見る機会があるでしょうから、こういった印象を覆してくれることを期待します。

また「野球小僧」のリストにも掲載されていた 山田 遼平(瓊浦出身・新4年)も6番・右翼手として出場。こちらも地肩を含めたスローイングなどはまずまずも、セカンドライナー・キャッチャーフライ・死球などで、打撃での見せ場はありませんでした。こちらも特別なものは感じられず、ドラフト候補云々という選手ではないな気がします。

ブルペンには、寺沢星耶(佐久長聖出身・新4年)左腕や西村雅暉(熊本国府出身・新3年)右腕が入ったようには見えたのですが、試合中盤で球場をあとにしたので登板があったかはわかりません。

関東学院大では、御簗 翔(敦賀気比新4年)中堅手が3番で主将を務める好選手。ドラフト候補というタイプではないのですが、社会人などでも野球を続けて行ける選手かもしれません。今後も関東のグランドには何度か足を運ぶと思うので、三拍子の総合力がどのレベルなのか見極めて行きたいと思います。

吉田 高彰(上武大4年)捕手 180/80 右/右
山田 遼平(上武大4年)右翼 180/80 右/右

御簗 翔 (関東学院大4年)中堅 178/80 右/左

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2018年本当に凄いやつ51 長南 有航(横浜2年)左翼手
昨年の 西川 愛也(花咲徳栄-西武2位指名)外野手を彷彿とさせるような 長南 有航(横浜2年)左翼手。持ち得る潜在能力も、西川にヒケをとらない。神奈川随一の存在能力を持った男を、今回は考察してみた。
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2018年本当に凄いやつ50 田中 悠我(帝京2年)遊撃手
独特の感性を持った打撃に、高い将来性が感じられる 田中 悠我(帝京2年)遊撃手。何処と無くそのプレーは、光星学院時代の 坂本 勇人(巨人)を彷彿とさせる。
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2018年本当に凄いやつ49 石橋 康太(関東一2年)捕手
現時点では、全国屈指のスケールがあるのではないかと思われる捕手なのが、この 石橋 康太(関東一)。果たしてどのように凄い選手なのか? 今回も考えてみよう。
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2018年本当に凄いやつ48 野村 大樹(早稲田実業2年)三塁手
清宮幸太郎の後ろで、抜群の勝負強さを魅せていた 野村 大樹(早稲田実2年)捕手。果たして捕手・野村は、どのようなものなのか? 今回は考えてみた。
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2018年本当に凄いやつ47 小島 和哉(早稲田大3年)投手
これまで何処か淡々と投げていて、物足りなさが残った 小島 和哉(早大3年)左腕。しかし今年に入ってからのオープン戦で、気持ちを全面に出した投球を披露したのだという。今年の観戦の前に、改めて今までの彼の投球についてまとめてみた。
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2018年本当に凄いやつ46 森 悠佑(広陵2年)投手
投げる時の胸の張りが素晴らしい 森 悠佑(広陵2年)投手。まだまだ素材型ではあるが、ひと冬越えた成長次第では150キロ台の大台も夢ではないだろう。

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2018年本当に凄いやつ45 勝野 昌慶(21歳・三菱重工名古屋)投手
土岐商時代の3年の夏は、緒戦で敗退してしまった 勝野 昌慶(20歳・三菱重工名古屋)投手。一見粗っぽい速球派をイメージしていたが、意外に実戦的な投球を持ち味にしている。果たして高卒3年目の解禁の年、プロ入りを実現できるのだろうか。
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2018年本当に凄いやつ44 坂本 光士郎(23歳・新日鉄広畑)投手
日本文理大時代から注目してきた 坂本 光士郎(新日鉄広畑)投手。今や社会人日本代表として、国際大会でも活躍するまでになった。今季のアピール次第では、プロ入りも充分に意識できる存在だろう。
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2018年本当に凄いやつ43 戸郷 翔征(聖心ウルスラ学園2年)投手
甲子園で、下級生ながら実に落ち着いたマウンドさばきが印象的だった 戸郷 翔征(聖心ウルスラ学園2年)投手。その完成度の高い投球について、今回は細かく考察してみた。
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2018年本当に凄いやつ42 杉本 幸基(大垣日大2年)投手
素晴らしい質の良い真っ直ぐを投げ込む 杉本 幸基(大垣日大2年)右腕。スカウト的には、チームメイトの 修行 恵大 投手の方が注目度は高い。しかし個人的には、断然杉本の方を注目している。
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2018年本当に凄いやつ41 鈴木 裕太(日本文理2年)投手
すでに2年夏の時点でから、ボール1つ1つの威力はドラフト指名級だった 鈴木 裕太(日本文理2年)投手。しかしそれだけでは、プロで活躍できるとは言い切れない。今回は、その不安要素が何なのか? 考えてみたい。
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セガサミー VS オリックス(二軍)
今日は、テレビでオリックスとセガサミーの試合が5回まで中継がありました。そこで簡単ではあるのですが、両チームで気になった選手を何人か触れてみます。

セガサミーの先発は、森脇 亮介(26歳・日大出身)右腕。京都の塔南高校時代は、京都屈指の好投手として注目されました。日大進学後も早くから期待され、主力投手として活躍。セガサミー入社後も、主戦として4年目を迎えます。140キロ台中盤~後半ぐらいのキレのある球と、スライダーやシンカー系の球にカーブなども織り交ぜたコンビネーションで勝負するタイプです。

ドラフト適齢期も過ぎてきたのと先発などもあり、今日はおそらく130キロ台後半~140キロ台前半程度だと思われます。しかしボールにキレがあるタイプなので、オリックスの各打者がポップフライをあげる場面が目立ちました。それではまずいと叩きつけにゆくと、今度は内野ゴロの山。この時期では、プロの打者でもこういった生きた球を投げられる投手への対応には苦労していたようです。凄みはないのですが、投手として円熟味が出てきた感じに。スポニチ大会でも、どんな投球を魅せてくれるか楽しみです。

セガサミーの野手で目立ったのは、中継中唯一のヒットを放っていた 喜多 亮太(22歳・敦賀気比出身)捕手。敦賀気比時代から注目された強肩・強打の捕手で、5年目を迎えるシーズンです。高校時代は、キャッチングに難がありました。しかし今はミットをしっかり投手に示し、そのミットが全くブレません。以前はミットを地面に降ろしてしまう癖もあったのですが、それも見事修正。ワンバウンド処理への反応、対応にも優れ、キャッチングに好感が持てるレベルにまでなりました。

スローイングを観られる機会はなかったのですが、高校時代から1.9~2.0秒ぐらいの送球をする選手。地肩はドラフト候補としては平均的でしたが、送球の精度が低かった選手。その辺がどのぐらい改善されているのかスポニチ大会では注目したいポイント。スイングも9番ながら、なかなか鋭いスイングをしていました。高校時代からボールを手元まで引きつけて、甘い球を逃さないタイプ。今日試合に出ていたセガサミーの野手では目立ったスイングをしていたので、打撃とディフェンスのバランスが取れていれば、指名候補に上がって来るかもしれません。今後も、追いかけてみたい一人。

もう一人セガサミーで気になったのは、4番に入っていた 根岸 晃太郎(25歳・日大出身)遊撃手。こちらは180センチ台と体格を恵まれた遊撃手で、守備も無難にボールをさばいていました。さすがに4番を任されていただけに、スイングには強さを感じます。確実性に課題があった選手ですが、社会人2年目の昨年は都市対抗予選でも活躍。遊撃手としてのレベルがどの程度なのか、打撃の確実性も含めてスポニチ大会では能力を見極めてみたいと思わせる選手です。右打ちで二遊間を担える強打の内野手として、実力がともなえばプロ側の需要も高いかと思いますので。

オリックスでは、アマ時代あまり観られなかったルーキーの 西村 凌(22歳・SUBARU出身)捕手がマスクを被っていました。こちらもグラブ捌きなどに優れ、捕手としてのセンスが感じられます。ただし喜多あたりと比べると、青山 大起 投手の力のある速球にミット負けしてしまうなどキャッチングの弱さを魅せていました。試合では中継中に一つ捕殺をしていましたが、プロの捕手としては数年は下で勉強することになりそう。その他、高卒ルーキーの 比屋根 彰人(飛龍出身)内野手が早くも試合に出場していましたが、森脇の前にピッチャーゴロ。まだまだ、高校生レベルなのでしょう。

3年目を迎えた 青山 大起(24歳・トヨタ自動車)右腕は、常時140~中盤ぐらいは出ていそうな強い球が印象的。智弁学園時代から注目された本格派でしたが、選手層の厚いトヨタでは確認できなかった選手です。プロ入り後の一軍実績は乏しいものの、だいぶ地に足の着いた投球ができるようになり着実な成長を感じます。絶対的な決め手はないのですが、先発タイプで今年は一軍での登板が増えて来るのでは?

また高卒2年目の 根本 薫(20歳・霞ヶ浦出身)外野手が4番で抜擢されるなど期待の高さを伺わせます。なかなか良いスイングをしている選手なので、今年はファームの主力として、来季あたりは一軍を狙える選手に育つかもしれませんね。

(最後に)

スポニチ大会にも出場するセガサミーだけに、先にあげた 喜多 と 根岸 あたりは、候補になりえる選手なのか見極めたいところです。スポニチ大会はまだまだ寒い時期なので、ドラフト候補としての評価づけよりも一年間誰を追いかけてゆくか見きわめる大会という色彩が強いです。まずは結果云々よりも、そういった視点でアマチュア野球最初の公式大会を今年も観てみたいものです。

セガサミー

森脇 亮介(26歳)投手 173/66 右/右
喜多 亮太(22歳)捕手 176/67 右/右
根岸晃太郎(25歳)遊撃 180/79 右/右

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