東南西北
プロ野球ドラフトサイト「迷スカウト」の管理人・蔵建て男が、日本中を駆け巡り本音でトーク!
幸地 竜弥(秀岳館3年)捕手
新チームになって遊撃から捕手にコンバートされた 幸地 竜弥(秀岳館)捕手。しかし僅かな期間で、プロからも注目される存在になったという。一体、どのような選手なのか考えてみた。
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2017年(27) 関東選抜リーグレポート1
スポニチ大会以来、まともに社会人野球を見ていなかったので、ここは現状把握の意味も含めて大田スタジアムへ。何よりスポニチで最大の観戦目標としながら生で確認できなかった 永野 将司(HONDA)左腕を確認したかった。

HONDA VS JR東日本

その 永野 将司(23歳・九州国際大出身)左腕は、試合の中盤にリリーフとして登場。181/82 という均整の取れた体格だが、オーソドックスなフォーム。しかし球速は、145~152キロを大田のガンで記録し、私のガンでも93マイル(150キロ)まで到達。何より球速表示以上に明らかにボールの勢いが違っており、今年の左腕候補ではNO.1だろうというぐらいの勢いを感じる。細かいコントロールはなく、コースに投げ分けるといったこともなく、ストライクゾーンに投げ込んでくるというタイプ。

腕の振りが強すぎるのか? スライダーが抜けたりすることが多いものの、カーブのような緩い球はブレーキがあって悪くない。この球で常にカウントが整えるようだと、投球にも余裕が生まれそう。他には130キロ台のカットボール気味の球やチェンジアップ系のボールも投げていたように見えたが、現状大きなウエートは占められていない。

確かに速いが、高めに甘く入った球を打ち返されることも多く、速球だけで抑えきるほどの投球はできていなかった。プロで使えるのか?と言われると疑問が残るが、左腕でこれだけのボールが投げられる投手は稀なので、育ててみたいと思う球団は出てきそう。順位は読みにくいが、素材を買って中位ぐらいで消えるのではないかとみている。大事な試合では殆ど見られないが、都市対抗に向けてどのような位置づけになってゆくのだろうか? サウスポーの中では、今年1番のロマン枠だろう。

その他では、高卒2年目の 布袋 翔太(20歳・HONDA)左翼手が、6番打者として出場。鳥取城北時代から強打の外野手として注目されていた選手で、個人的にも面白い素材だと  を付けた選手。この試合でも結果は出ていなかったが、強くバットを振る持ち味は損なっていなかった。大事な試合でスタメンを任されるかは不明だが、高卒野手が元気にスタメンで出ていることは嬉しいところ。

JR東日本は、最後に 田嶋 大樹(21歳・佐野日大出身)左腕が登場。球速は89マイル・143キロぐらいと地味ではあったが、緩いカーブを織り交ぜつつ、スライダー・チェンジアップなど変化球中心のピッチング。この選手も速球は良いものがあるが、変化球の精度・キレがもう一つというところがある。調整での登板なのか? これからチームではリリーフとして位置付けられるのか? 気になるところ。いずれにしてもこの投手は、外れ1位ぐらいでは消える存在ではないのだろうか。

永野 将司(HONDA)投手 181/82 左/左
布袋 翔太(HONDA)左翼 174/80 右/右

田嶋 大樹(JR東日本)投手 182/77 左/左

SUBARU VS 鷺宮製作所

富士重工 から SUBARU に改名しましたが、青森山田時代にプロからも注目されていた 西村 凌(22歳)は6番・左翼手として出場、樹徳時代に注目された大型ショート・野平 大樹(21歳)は、8番・サードで出場とがっくりな状況。スタメンでは出場していたものの、プロという匂いはしてきません。

そのSUBARUの先発は、ルーキーの 黒川 雄太朗(23歳・道都大出身)右腕。170/68 と小柄な体格の投手で、小気味の良い好投手。球速はコンスタントに130キロ台後半~MAX89マイル・143キロを記録するなど、スライダー・ツーシーム・フォーク系など適度にまとまりと勢いは感じます。フォームは違いますが、武田 久(日ハム)的な投手。一昔前なら、ちょっと面白いかもと思う球団もあったかもしれませんが、現代プロ野球の打力を考えると、よほど繊細なコントロールがあるとか、武器になる変化球などがないと小柄な右投手がドラフト指名されるのは厳しいように思います。それでも水準に近いレベルの投球ができているので、今後も気にして行きたい1人。

鷺宮製作所では、野口 亮太(25歳・仙台大出身)左腕が登板。こちらも164/65 という小柄な体格からも、ポンポンと心地の良いリズムと制球力がある好投手。球速は130キロ台前半~中盤ぐらいなものの、非常にボールにキレがあるので打者には常時140キロ台に感じられるかもしれません。特に右打者外角に沈むチェンジアップに威力があり、見ていて気持ちの良い投球をします。昨年の公式戦でも、14試合で 防御率 1.36 と抜群の安定感を魅せています。 「コントロールの良いさ左腕は買い」 という私自身の格言があるので、今後も気にしてみてゆきたいところはあります。ただし昨年の成績が、59回2/3イニングで四死球20個ですから、イニングの1/3強は四死球を出しており、繊細なコントロールというよりもテンポの良さを生かしてポンポンとストライクゾーンに投げ込んで有利な状況を作り出すタイプなのではないかと思います。

またルーキーの 保戸田 則裕(23歳・青森大出身)が、3番・遊撃手として出場。内角の厳しいストレートを内野フライとショートゴロに終わりましたが、チームでは重要なところを任されている印象。遊撃手としても悪くないので、来年どうなるのか気にしてみたい1人です。

西村 凌 (SUBARU)左翼 176/75 右/右
野平 大樹(SUBARU)三塁 182/82 右/左
黒川雄太朗(SUBARU)投手 170/68 右/左

野口 亮太(鷺宮製作所)投手 164/65 左/左
保戸田則裕(鷺宮製作所)遊撃 180/83 右/右

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

2017年春・六大学第二週レポート
先週の開幕週に出場していなかった、慶応と立教のドラフト候補について観て行きます。

東大 VS 慶応大

慶応のドラフト候補と言えば、4番を打つ 岩見 雅紀(慶応大4年)左翼手。187/110 という一昔前ならば、まずスカウトに見向きもされなかった重量級選手。しかしこの岩見、圧倒的な飛距離は日本人離れしており、外人とパワーで競ってもヒケをとらない飛距離の持ち主だと言えよう。

課題はなんと言っても、この体型だけに走力・守備力の部分。慶応では左翼を守っているが、けして打球勘・キャッチング・守備範囲も狭く、プロの左翼手として厳しいレベル。それだけにプロだと、一塁もしくはDH要員ということになる。特に体にキレがないので、プロレベルの球速・キレのある球に対応できるのか? という疑問が残る。

その辺の疑問を払拭してくれたのが、この春のHONDAとのオープン戦。昨年ドラフト候補と注目され、先のスポニチ大会でも活躍した149キロ右腕。斉藤友貴哉(桐蔭横浜大)投手が力勝負できた140キロ台中盤以上の速球を、苦になく打ち返してみせた。この選手、右方向に打てる打球の幅や変化球への対応もそれほど悪くはない。ボールを飛ばす角度・その飛距離は、明らかに先輩である 横尾俊建(日ハム)よりも真の長距離砲の匂いがする。守備・走塁に眼をつぶってでも、右の長距離砲は評価してゆくという昨今の流れを考えると、すでに2本塁打を放っている岩見のドラフト指名も現実味を帯びて来るのではないのだろうか?打ったのが東大戦だっただけに、他の試合でもどのぐらいやれるのか注目される。

立教大 VS 法政大

その岩見と並ぶ、六大学を代表する強打者・笠松 悠哉(立教大4年)三塁手は、開幕週から打ちまくった。笠松の場合は、強烈なヘッドスピードを誇り、右に左にセンターへと打ち返す。今シーズンは、思いっきりは好いものの、あまり打球が上がる雰囲気はして来ない。それでもこの選手、プロの指導者につけたら驚くほど伸びそうな雰囲気を持っていると大阪桐蔭から言い続けてきた選手。三塁守備も一見ぎこちなく見えるのだが、なかなかミスしない安定感がある。また右打席から4.4秒前後(左打者換算で4.15秒ぐらいに相当)する脚力もあり、プロレベルに混ぜても平均レベルの身体能力がある右の強打者。

プロでも20本級の打者になれる可能性を秘めており、それでいて守備・走塁も無難にこなせるという融通性がきくところは岩見にはない魅力。球界に不足する、強打の右の強打者が欲しいという球団にとっては面白い存在ではないのだろうか。まだ5試合を消化した段階ではあるが、打率.438厘と順調なスタートを切った。ちなみに岩見は、4試合を消化時点で打率.167厘。リーグ戦ではなった2本のヒットが、いずれもホームランになっている。

その他では、対戦相手で登板してい 菅野 秀哉(法政大3年)右腕は、コンスタントに145キロ以上のボールを投げ込んでおり、来年のドラフト候補に位置づけられる。福島の小高工業時代からプロに注目されてきた素材で、順調さを欠くチームメイトが多いなか順調にここまで来ている印象だ。

岩見 雅紀(慶応大4年)左翼 187/110 右/右

笠松 悠哉(立教大3年)三塁 181/85 右/右 

菅野 秀哉(法政大3年)投手 183/73 右/右

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

2017年(26) 春季神奈川大会
今年初めて、高校野球の生観戦に行ってきました。会場になったのは、横浜商科大学のグランド。毎年春のオープン戦では1度ぐらいは足を運ぶところなのですが、今年は結局いかずじまい。高校野球の会場として、足を運ぶとは思いませんでした。すでに私が会場に着いた時は、最上段まで立ち見の状態。空いているスペースで立ち見で見ていたのですが、途中からスペースが空いたので、折りたたみイスに座りながらの観戦ができました。

日大藤沢 VS 星槎国際 

この試合のお目当ては、今年の神奈川NO.1の前評判高い 本田 仁彦(星槎国際3年)右腕。180/68 という均整の取れた体格で、オーソドックスなフォームから投げ込む本格派。序盤は常時135キロ前後の速球に、横滑りするスライダーとのコンビネーション。その他に意識的か無意識かわからないのですが、カットボールやツーシーム的なボールも持っているかもしれません。

スライダーで確実にストライクが取れる投手であり、四死球で自滅するような危うさはなし。それほど細かいコントロールや絶対的な球はないものの、高校生レベルとしてはコントロールも好い部類。適度に両サイドに投げ分け、右打者外角クロスにズバッと速球を決めてきますし、スライダーのキレも悪くありません。

投球にそれほど奥深さはなく、序盤戦は夏までにさらによくなれば指名の可能性もというボーダーレベルの投手という印象でした。しかし3回ぐらいから徐々にテンポがよくなり、球速も出て乗ってきます。打者を追い込んだり、得点圏に走者をすすめると140キロ台のボールを確実に投げ込んできます。時折指にかかった時には、90マイル・145キロも何度か記録。MAX146キロの評判に違わない力を、魅せ始めます。エラーだとは思いますが、1球だけ93マイル(150キロ)も記録。9回に2点リードだった状況で同点に追いつかれ、それをなんとか抑えます。ここで力を出し切ったと思ったのですが、延長11回でも140キロ台を連発したように、想像以上に体力はあるのかもしれません。

ただしマウンドさばきを見ていると、少しピンチになる気持ちの弱い部分があるのかなと。さらにかなりこの試合で消耗しているので、次の慶應戦では疲れが見え隠れする危険性も。特に慶応は、今年の神奈川でも屈指の破壊力誇るを強力打線のチームですから。ここで、どんな投球をするのかは注目されます。まだまだという感じもしますが、春の時点でこのぐらい投げられれば志望届けを提出すれば本会議で指名されるのではないかという気もします。夏までに更にワンランク上積みがあるようだと、夏前にはかなり神奈川の枠を越えて評判になるかもしれません。

野手では、星槎国際の核弾頭・小倉健太朗(2年)中堅手が目立っていました。俊足を活かした広い守備範囲に、ホームへのダイレクト返球は圧巻。打撃もパンチの効いた強い打球が打て、けして体が大きな選手ではないが同校では目立つ存在。

日藤でもこの日は、2番の 小松 俊章(3年)中堅手が、本田に完全にタイミングがあっていました。この選手も守備・肩もまずまずで、特に二番打者とは思えないバッティングをしていたのが印象的。たまたま本田に合ったのか? 普段からそうなのかは気になるところ。毎年好捕手を育てる同校の 堀口 遼馬(3年)捕手も、基準以上の肩と3番を打つ打力もある好捕手だった。

2017年(24)(25)  福岡の大学リーグ2日目
九州六大学・福岡六大学、両リーグの開幕戦レポート第二弾。特に二日目は、プロ注目の 草場 亮太(九州産業大)投手が先発した。
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2017年 福岡の大学リーグ1日目(22)(23)
九州六大学と福岡六大学の開幕戦が、今年も福岡ドームで行われた。果たしてプロ注目選手がいたのか? 初日のレポートの模様をしてみよう。
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4/9(日)の六大学 & 神奈川リーグレポート(21)

法大 VS 早大2回戦

早稲田の先発は、最終学年になった 柳澤 一輝(広陵出身)右腕。元々140キロ台後半を連発できる能力がありながら、なかなかリーグ戦では実績を積み重ねられずリリーフで時々投げる程度だった。しかしこの試合では、第二戦の先発。かなり雨模様なのと先発ということもあり、球速は135~140キロ台前半とかなり抑え気味。それでも球速以上に感じさせるボールの勢いに、曲がりながら落ちるスライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ、8回まで投げて5安打・10奪三振・1四死球・3失点の内容。リーグ戦に慣れるに従い、どんな投球を魅せてくれるのか今後も追いかけてみたい。持っている球威・球速の能力は、今年の大学生でも上位の器なので。

法政の先発は、高校時代プロからも注目された 内沢 航大(八戸工大一出身2年)右腕。195センチの長身右腕で、140キロ台のボールを連発する大器。けして制球難ではないのだが、甘いところに入ってしまうコントロールの無さと、横滑りするスライダーとの単調なコンビネーションなのが的を絞られやすい要因か? 僅か2回を、3安打・3失点で降板した。素材は確かなものがあるので、いかに実戦で使える投手になれるのか? そういった部分で伸び悩む選手が多い法政だけに、彼を育てきれるのか注目される。

柳澤 一輝(早稲田大4年)投手 180/82 右/右

内沢 航大(法政大2年)投手 195/90 右/左

明治大 VS 東大2回戦

静高時代からプロ注目だった 水野 匡貴(明治大4年)右腕が、第二戦の先発。腕をコンパクトにたたんで投げるフォームから135キロ~140キロ台前半ぐらいのボール投げ込む。変化球は、横滑りするスライダーとのコンビネーション。特に高校時代から、何が好いとも悪いともない選手で、あと一歩突き抜けたものがない。大学で総合力が引き上げられればと思っていたが、それほど高校時代から大きく伸びた印象はない。このまま社会人チームに進み、さらなる成長に期待することになるのではないのだろうか。投手としてのセンスや、コントロールにも大きな破綻はないのだが。この試合では、東大相手に5回を3安打・6三振・2四死球・無失点という無難な内容だった。

水野 匡貴(明治大4年)投手 182/82 右/右

横浜商科大 VS 神奈川工科大 第三戦

今シーズンまだ未確認だった、横浜商科大の試合があったので観戦してきました。横浜商科大の先発は、渡辺 佑樹((富士学苑出身4年)左腕。オーソドックスなサウスポーだが、球速は135キロ前後ぐらい。カーブ・スライダー・チェンジアップなど一通りのボールを投げ込んでくる。特に両サイドに投げ分けるコントロールは安定しており、派手さはないが大崩れしないサウスポーといった感じに。特にことごとく右打者が外角に沈むチェンジアップにタイミングが合わず、この球は面白いと思わせるものがあった。まとまったサウスポーというアピールポイントはあるものの、ドラフト候補の匂いはしてこない。このまま有力社会人チームで、野球を続けることになるのではないのだろうか。

創学館時代からプロから注目されてきた 佐藤 広之(横浜商科大4年)中堅手は、相変わらず高い身体能力が光った。黒人の血を引くハーフで、オコエ瑠偉(楽天)のようなタイプの選手。特に試合前練習から、地面を這うような強肩ぶりは一級品。しかし左打席から4.07秒ぐらいの平凡なタイムで、何処か足を痛めているような走り方だった。打撃も当たれば強い打球が飛ぶが、粗い部分があり対応力は相変わらず。身体能力はプロでもアピールできるほどだが、打撃の弱さがプロ入りには大きなネックになりそう。ひょっとしたら育成あたりでの指名が何処からあるかもしれないが、常識的には社会人に進むことになるのではないのだろうか。

対応力で光ったのは、3番を打つ 大城 悠也(熊本城北出身4年)一塁手。けして大物打ちではないが、私が観戦していた3打席ではセンター前、ライト前に上手く合わせていた。投手としても140キロ台のボールを投げられるほどの強肩の持ち主だが、一塁ではアピールは乏しい。こちらも社会人などで、野球を続けてゆくことになりそうだ。

渡辺 佑樹(横浜商科大4年)投手 182/77 左/左
佐藤 広之(横浜商科大4年)中堅 186/80 右/左
大城 悠也(横浜商科大4年)一塁 184/78 左/左


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4/8(土) 東京6大学レポート 

東大 VS 明大

明治の先発は、六大学で1番プロに近い男・齊藤 大将(桐蔭学園出身4年)左腕が先発。左スリークォーターから繰り出す130キロ台後半~140キロ台中盤の速球にはキレがある。なんだか腕の出どころが、スリークォーターという以上にサイドに近い位置まで、より下がった気がするのは気のせいだろうか? 東大相手だということもあり、速球中心にガンガン攻めのピッチングを魅せた。左打者の背中越しから来る感覚に陥る独特の球筋が武器であり、対左打者に強さを発揮するタイプ。コントロールは結構アバウトな部分があるのと、ボールが揃い出すとカカカ~ンと連打を食らうことがある。変則タイプであり、性格的にもムラッ気があって浮き沈みが激しい。上手くその気の強い部分を活かすと、リリーフで持ち味を発揮できそうだ。そういった特殊なタイプだけに、1位指名という感じはしないものの、ドラフトでは外れ1位~2位以内の中では指名されてしまうのかなという気はする。上手くハマれば、1年目からリリーフならば一軍での活躍も見込めそう。

東大の先発は、大学球界注目度NO.1投手の 宮台 康平(湘南出身4年)左腕。こちらはオーソドックスフォームから、コンスタントに140キロ台~150キロ近いスピードボールを投げ込んでくる。まだまだ筋力・体力が不足しており、ボールの質もけして高くない。そのため145キロを越えて来ないと、ボール自体に見栄えはしてこない。まだ下半身が不安定なのもありストレートの球筋もばらつく傾向が強く、この投手の良さはむしろチェンジアップにあると言えるであろう。この球を右打者にも左打者にも自在に使えるところに、最大の良さがある。いずれにしてもプロ入り後1、2年は、基礎筋力・体力を養うのに費やされるのではないのだろうか。もし獲得するのであれば、高校生を指名したぐらいの感覚で育成プログラムを組むべき。内容的には、ドラフト4位級ぐらいの投手だが、いろいろ東大なり左腕などの付加価値がついて、最終的には3位以内での指名になるのではないのだろうか。

齊藤 大将(明治大4年)投手 179/72 左/左

宮台 康平(東京大4年)投手 178/83 左/左

早大 VS 法大

法大の先発・熊谷 拓也(平塚学園出身4年)右腕は、オーソドックスなフォームからコンスタントに145キロ前後は出ていそうな勢いのあるボールを投げ込んでいた。不思議と合わされやすいフォームなのか? これだけのボールがあっても、1試合トータルで抑えきれない内容が続く。この日も早大相手に、6回1/3イニングで8安打・自責点3。特にコントロールが悪いとか、変化球が全然というわけではない。投球に深みが感じられないこと、フォームが合わされやすいこと、投球に繊細さがないことなど、総合力で自慢の速球が活かしきれていない惜しい投手。ボール自体はドラフト級だが、あえて強豪社会人チームなどで腕を磨き2年後にという判断になるのではないのだろうか。高校時代から見違えるほど速球は速くなっているので、社会人ではリリーフ中心に起用されることで活路を開くことになりそうだ。

また野手で目立っていたのが、 法大の 中山 翔大(履正社出身3年)一塁手。こちらは腕っぷしの強さを活かした、パワフルな打撃が際立つ。とにかくバットを振れるという魅力があり、右に左にも長打を飛ばせるのが特徴。履正社時代から打撃には目を見張るものがあったが、守備・走塁に課題があり現在は一塁を守っている。こういった右の強打者は今のドラフトでは評価される追い風が吹いているだけに、今後も存在感を示し続ければ来年はドラフト候補として注目されることになりそう。

また早大では、1年生の 早川 隆久(木更津総合出身)左腕が開幕戦デビュー。1回2/3イニングで3安打・4奪三振・自責点0 の内容で、将来性と物足りなさの両面を感じさせた。高校時代から指摘するとおり、ボールの芯にまだ強さがなく、球速はあっても本当の球威がない。この辺は、大学生に混ぜると一目瞭然ということを改めて実感させられる。しかしこれから早稲田を背負ってゆく素材なのは間違いなく、ボールの質が4年間で変わってゆくのか注視してゆきたい。順調に育てば、最終学年には上位指名候補としてマークされているはずだ。

熊谷 拓也(法政大4年)投手 180/79 右/右
中山 翔太(法政大3年)一塁 186/90 右/右

早川 隆久(早稲田大1年)投手 180/72 左/左


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2017年(19)(20) 首都大学リーグ
今日は、大田スタジアムを観に首都リーグへ。家の私用などを済ませてから出たので試合途中からになるのは覚悟だったのですが、途中電車の事故に巻き込まれて試合到着は第一試合の5回を終了したところでした。

第一試合 東海大 VS 明星大

この試合の注目は、最終学年になった 下石 涼太(東海大4年)二塁手。ハンドリングに優れ、切り返しの早い守備には定評がある選手。オフ作成した寸評では、遊撃でアピールし、プレーでも目の色が変わってくることが指名への条件と記しました。しかし守備位置はセカンドのままであり、そのプレーも相変わらず大学レベルに染まったままなのかなという感じで、特に大きな変化を感じません。第一打席にヒットを放ったそうですが、私が着いてからはインパクトを残すプレーは見られず。ニ遊間をこなせる守備力のある選手の需要がどの程度あるかにもよりますが、今日のプレーを見る限りは社会人に進むことになるのではないかという気がしました。

昨秋完全試合をやった 青島 凌也(東海大3年)右腕は、相変わらずキレの有るボールを投げ込み安定。凄みは感じられないものの、8回を7安打・1失点でまとめ勝利投手に。ゲームメイクできる先発型として、今年のドラフトが終了直後のドラフト系雑誌では上位候補として名前が取り沙汰されることになりそう。実際のドラフトでは、最終的にはどういった扱いになるのかは微妙な選手だとは思いますが。

その青島に代えてまで最後登場したのが、飯嶋 海斗(成田出身3年)左腕。185/84 の恵まれた体格の投手で、スリークォーターから135~140キロぐらいの速球に、スライダー・チェンジアップを織り交ぜます。とにかく冷静というか、ランナーを背負ってからも動じない強心臓ぶりが印象的。少々腕が体から離れて投げるフォームで、コントロールが不安定なのが若干気になりましたが。

秋の入れ替え戦で、なかなか好いチームとの印象を持っていた明星大。目立っていたのは、4番の 鎌田 雅也(帝京出身2年)一塁手のパワフルな打撃。ライトフェンス直撃の長打を放ったかと思えば、レフト横を抜けてゆく打撃は同校の中では抜けた存在かと。帝京時代からその強打っぷりには定評がありましたが、大学に進んでからも際立つ存在です。これから明星の試合がある時は、ぜひ注目して行きたい選手でした。

下石 涼太(東海大4年)二塁 172/68 右/左
青島 凌也(東海大3年)投手 178/78 右/右
飯嶋 海斗(東海大3年)投手 185/74 左/左

鎌田 雅也(明星大2年)一塁 181/80 右/左

第二試合 日体大 VS 桜美林大

この試合の注目は、大平 達樹(桜美林大4年)捕手のプレーぶり。個人的にはワンバウンド処理などのミットの出し方が悪いなど、キャッチングを中心にディフェンス力に疑問を持っていた選手でした。しかし今日は、目立って大きなキャッチングミスはありませんでした。しっかり指示を出すなど、存在感のある捕手。試合中でも、強肩ぶりを随所に魅せるなど、その能力の片鱗を魅せてくれました。しかし一方的な日体大のペースになると、その流れを断ち切ることができないなど、やはりディフェンス面では物足りないところが。打撃では第一打席にレフト前にヒットを放ったのみではありましたが、打てる捕手という片鱗は感じます。今日みた印象では今まで大学からの指名はどうかな?と感じていましたが、この試合を観る限り指名は濃厚なレベルかと。今日みた首都の選手の中では、指名を意識できる選手はこの選手だけでした。

日体大の先発は、エースの松本航(明石商出身3年)ではなく、170センチの力投派・東妻 勇輔(智弁和歌山出身3年)右腕。立ち上がりから140キロ台の勢いのある速球をバシバシ投げ込み、大田のガンでは150キロまで到達。私も少し計測していましたが、マイガンでは89マイル・143キロ止まり。今の大田のガンがかなり球速がでやすいのもあったのかもしれませんが、それでも球速表示どおりの速さは感じさせる投手であるのは間違いありません。変化球もスライダー・チェンジアップを織り交ぜ悪くありませんし、今後も注目してみる価値がありそう。ただし小柄な力投派で、来年指名されるのか?と言われれば微妙な存在であるのは確かでしょう。

日体大は、各野手のポテンシャルが高く非常に面白いチーム。昨年の高校生NO.1遊撃手ではないかと評した 高垣 鋭次(智弁和歌山出身1年)三塁手は、開幕から4番に座ります。特に4番打者というタイプではありませんが、ミートポイントは確かで外野へのフライを連発。あと一歩しっかり押し込めると、ヒットゾーンに落ち野手の間を抜けて行そうという感じの当たりが多かったです。日体大の試合を見ると、その強打っぷりが目立つ 大木 惇司(東福岡出身2年)一塁手の潔いスイング。打球の強さ際立つエドポロ・ジョセフ(柏日体出身2年)DH。強肩・俊足・パワーのあるポテンシャルが高い・冨里 優馬(日体荏原出身4年)右翼手は、下位打線で粗さを解消できないままと感じでしたが、見応え充分の打線でした。

桜美林では、183/73 の体格がひときわ目を惹く 五十嵐 雅大(関東一出身3年)遊撃手が気になりました。大型なのですが、守備に緩慢なところや不安定なところがなく強肩ぶりは目を惹きます。打撃では8番打者でアピールするところもなかったのですが、今後も同校では気にして行きたい選手でした。

大平 達樹(桜美林大4年)捕手 176/79 右/右
五十嵐雅大(桜美林大3年)遊撃 183/78 右/右

東妻 勇樹(日体大3年)投手 170/70 右/右
高垣 銀次(日体大1年)三塁 177/79 右/右
大木 惇司(日体大2年)一塁 176/78 右/右
エドポロ・ジョセフ(日体大2年)DH 192/85 右/右
冨里 優馬(日体大4年)右翼 181/85 右/右

第三試合 筑波大 VS 帝京大

この試合は、序盤戦で帰ってしまったので詳細はわかりません。しかし筑波大の先発・大場 遼太郎(日大三出身4年)右腕は、170/75 と小柄ですが、130キロ台後半~140キロ台中盤まで到達と相変わらずのスピード能力。スライダー・チェンジアップなど織り交ぜ、9回を6安打・1失点と好投したようです。大学からプロかと言われると困りますが、有力社会人チームで続けて行ける選手ではないかと思います。

帝京の先発・小倉 大生(岡山学芸館出身・4年)右腕は、均整の取れた体格から130キロ台中盤の速球に、カーブ・スライダーを織り交ぜた好投手。とくに派手さはないものの、適度にまとまったゲームメイクできる投手で、9回1/3イニングで6安打・1失点と粘りの投球を魅せたようです。

大場遼太郎(筑波大4年)投手 170/75 右/右

小倉 大生(帝京大4年)投手 181/80 右/右

(最後に)

日程の調整ができそうならば、首都は来週あたり第二戦あたりを見にゆくかもしれません。今日見た感じでは、ドラフト指名されそうなのは、大平 達樹(桜美林大)捕手ぐらいではないかという感じを受けました。

川端 健斗(秀岳館3年)投手
選抜では左腕から140キロ台の力のある速球と、空振りを奪える変化球でプロ入りを射程圏内に捉えた 川端 健斗(秀岳館)投手。果たして秋のドラフトで指名されるためには、どのような課題があるのか考えてみた。
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小野 大夏(健大高崎3年)投手
昨秋に投手に転向し、選抜では140キロ台のボールを連発した 小野 大夏(健大高崎)投手。素材的には非常に興味深い選手で、ぜひ夏まで追いかけてみたいと思わせる選手だった。

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金久保 優斗(東海大市原望洋3年)投手
選抜では前評判に違わない投球を見せてくれた 金久保 優斗(東海大市原望洋)投手。秋は省エネピッチングで球速を落としていたが、選抜では力強い投球を見せてくれた。果たしてどのような投手なのか? 改めて考えてみる。

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古賀 悠斗(福岡大大濠3年)捕手
捕手経験が浅いながらも、基本を大切にするプレーに好感が持てる 古賀 悠斗(福岡大大濠)捕手。強肩で打撃も水準レベルがあり、高校からのプロ入りを意識できる好素材だった。
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丸山 和郁(前橋育英3年)投手
大会前から成長著しいと評判だった 丸山 和郁(前橋育英)投手。小気味の良い投球をする左腕ということで、ぜひ今後も追いかけてみたいと思わせてくれる好投手だった。

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西垣 雅矢(報徳学園3年)投手
選抜では筋の良さを垣間見せてくれた 西垣 雅矢(報徳学園)投手。プロも注目するほどの才能の持ち主だが、高校からプロにゆくためには、何があと足りないのだろうか? 今回も、じっくり考えてみた。
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平松 竜也(盛岡大附3年)投手
選抜ではMAX145キロの力強い速球を投げ込み、素材の良さを魅せた 平松 竜也(盛岡大附)投手。夏に向けて、ぜひ追いかけてみたいと思わせる選手だった。
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植田 拓(盛岡大附3年)中堅手
165センチと上背はないが、それ以外の部分はすべてプロの基準を満たしているような 植田 拓(盛岡大附)中堅手。果たしてどのへんがプロ級なのか? 改めて考えてみた。
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若林 将平(履正社3年)左翼手
秋の神宮大会では、ドラフト上位候補の 安田 尚憲 以上の活躍で目立っていた 若林 将平(履正社)外野手。しかしこの選抜では、イマイチ自慢のバットが湿っていていた。改めてどのような選手なのか、考えてみることにする。
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2017年(16)(17)(18) 東都リーグ & 新東京リーグ

亜細亜大 VS 専修大 第二戦

注目のドラフト候補・嘉陽 宗一郎(亜細亜大4年)右腕を観に、前日に引き続き神宮球場へ。松山聖陵時代にプロ志望届けを提出していれば中位ぐらいで指名される力量があった本格派。高校時代や亜大の下級生時代には140キロ台中盤を投げていたストレートも、最近は140キロ前後と抑えたピッチングを続けていました。

しかしこの開幕戦では更に遅く、球速は135キロ前後で、MAXでも130キロ台後半がやっとといった物足りない内容。変化球は、スライダー・チェンジアップなど織り交ぜつつ、両サイドにボールを散らせてきます。かなり内角を厳しく突くなど、コマンドの高さは感じられるものの、この内容しか魅せられないとなると大学からのプロ入りは厳しいかもしれません。途中で会場移動しましたが、結局5イニングを5安打・3四死球・1失点と内容も地味なものになりました。持ち得る能力もわかってはいますが、何処かでこんな球投げられるのか? という投球をアピールしない限り、ドラフト戦線からは大きく後退するかもしれません。

専修の先発も、高校時代志望届けを提出していたら指名されていただろう 前田 敬太(中部商出身2年)右腕。こちらも135~140キロ前半ぐらいの球速で、両サイドにボールを散らせる嘉陽と良く似たピッチング。ブレーキの効いたカーブをアクセントに、スライダーなどを織り交ぜてきます。特に内角を執拗に攻めるピッチングも、亜大打線に読まれて 4回1/3イニングで 4安打・3四死球・4失点で降板しました。全体的にもう少し球威・球速が引き上げられてくると面白いと思いますが、高3年夏に魅せた物足りない内容を未だ引きずっている印象です。

開幕戦と2戦目で見た4校の中でドラフト候補になりえそうな野手は、やはり 北村 拓己(亜大4年)三塁手ぐらいしかいない印象。甘い球を逃さい「鋭さ」があり、けして大物打ちではないですが能力的には抜けています。三塁の守備も安定し、肩も強いのでその辺のバランスも取れています。ただしプロとなると、二塁などもう少し守備的負担の大きなところを担って欲しい気がします。トヨタにいる兄・祥治よりも、試合勘や守備での融通などが劣る印象はありますが、より強打者という打撃の技量は勝っているのではないのでしょうか? 指名は、プロでこういった選手の需要があるかだと思います。

また岡山理大附時代から強肩・強打の捕手として注目された 頓宮 裕真(亜大3年)捕手は、ビックリするような打球をレフトスタンドに叩き込みます。捕手としての力量は微妙ですが、打てる捕手として来年のドラフト候補に入ってくるのは間違いないでしょう。

嘉陽宗一郎(亜細亜大4年)投手 186/85 右/左
北村 拓己(亜細亜大4年)三塁 181/87 右/右
頓宮 裕真(亜細亜大3年)捕手 181/96 右/右

前田 敬太(専修大2年)投手 184/83 右/右

嘉陽のピッチングを一通りチェックしたあと、今度は大田スタジアムに移動して、新東京リーグに足を運びます。ちょうど会場に着いたときは、第一試合の 創価 VS 杏林 の試合が終わったところでした。そしてお目当ては、二部から昇格してきたばかりの 駿河台大 VS 共栄大 の試合であり、結局この試合を見に二日連続で大田スタジアムに通うことになります。

駿河台大 VS 共栄大

この試合の注目は、駿河台大の 貫井 大地(川越総合出身4年)右腕という投手でした。MAX147キロの力強い速球とフォークが持ち味だということで期待したのですが、結局二日間登板無しに終わり無駄足に終わります。故障でもしているのか? その他の事情があるのか?

一方対戦相手の共栄大は、昨春は大学選手権に出場し、秋も2位とすっかり新東京の上位校へと成長。気になる選手も、何人かいました。1番を打つ 長谷川 亮太(武南出身4年)三塁手は、リーグ上位の強打者で昨秋は打点王に輝いた実績の持ち主。レフトオーバーの長打を放つなど、その打力はさすがに目立ちます。三塁の守備もアグレッシブで強肩なのですが、抑えが利かず一塁に暴投してしまうなど安定感はイマイチ。動きは良い選手ですが、精度に課題がありそう。打撃も良いものを持っていますが、結構打ち損じも多く、レベルが高い投手相手だとどうかな?という疑問が二日間見ていて思いました。まずは、社会人に進んでレベルの高い野球でどのぐらいやれるか見てからでも遅くないように思います。

3番を打つ・伊藤 ヴィットル(本庄第一出身・4年)遊撃手も、高い身体能力を持った内野手。しかし腰高の守備と押し出すようなスローイングには疑問が残り、打撃もプロかと言われるとそこまで突出しているまでには見えません。こちらもまだ粗さが残るので、社会人あたりでの適正を観てからでも遅く無いように思います。

二日目のリリーフで登場してきた 太田 莞地(浦和実出身3年)右腕は、140キロ台を連発し、大田のガンでは144キロを記録。私のガンでも1球だけ91マイル・146キロを記録しましたが、大方140キロ台前半ぐらいの球速で適度な勢いを感じます。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップなど一通りありますが、2イニング目になるとガクッと球速が落ち、それほど細かい制球・技術はないので勢いでいかに押し切れるかではないのでしょうか。それでも来年に向けて、頭の片隅にとどめておきたい選手です。

長谷川 亮太 (共栄大4年)三塁 180/75 右/右
伊藤ヴィットル(共栄大4年)遊撃 178/72 右/左
太田   莞地 (共栄大3年)投手 177/70 右/左

貫井 大地(駿河台大4年)投手 178/79 右/右

創価大 VS 杏林大

初戦で 杉山 晃基(盛岡大附2年)右腕が先発し、MAX149キロを叩き出し話題になった創価大。しかしこの試合を落としたあとの、第二戦の模様を序盤戦だけ観ました。先発は、同じ2年生の 小孫 竜ニ(遊学館出身2年)右腕。小孫は135キロ~140キロ前半ぐらいの球速で、あまり体重が乗って来ないせいか? 速球にインパクトがありません。スライダー、カーブなどを織り交ぜるピッチングで適度にまとまっています。試合を壊さないという強味はありますが、レベルの高い相手だと押し切れるのか?という疑問は残ります。印象的には、高校時代同様にまだ物足りない感は否めませんでした。ただし杉山の安定感などからすると、シーズン途中から第一戦を任されるようになるのではないのでしょうか。

野手は共栄大同様に、それなりにタレントはいそう。1番には高校時代から名の知れている 宮武 聖(尽誠学園出身4年)二塁手に、4番の 海老原 一佳(創価高出身4年)右翼手は、189/93 の巨体で強烈な打球を飛ばします。肩もまずまず強く、なんとなく流通経済大時代の 神戸 拓光(元ロッテ)を彷彿とさせる存在。捕手の荻原 哲(日南学園出身1年)捕手は、センター前ヒットや右中間を抜けるスリーベースを放つなど、8番打者ながら強肩・強打で目立つ内容でした。

新東京リーグは最終週に再び大田スタジアムで、今度は流通経大・東京国際大・共栄大 と実力校が揃ったカードが組まれています。他に観戦予定がなければ、再度足を運びじっくり観てみたいところです。

杉山 晃基(創価大2年)投手 180/77 右/右
小孫 竜ニ(創価大2年)投手 180/82 右/右
宮武 聖 (創価大4年)二塁 170/68 右/右
海老原一佳(創価大4年)右翼 189/91 右/左
萩原 哲 (創価大1年)捕手 174/72 右/左

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

2017年(14)(15) 東都リーグ&春季東京大会レポート
今日は、東都リーグが開幕したということで早速神宮へ。そして試合中盤に抜け出し、お隣の第二球場でやっていた 帝京VS日大ニ の試合を覗いて、再び東都の二試合目を観て帰ってきました。暖かい春の陽気に誘われて、ウトウトしてしまい集中力はイマイチでしたが・・・。

神宮球場第一試合 中央大 VS 日大

中央の先発は、ドラフト候補の・鍬原 拓也(中央大4年)右腕。175センチという中背の体格のせいか? ボールにそれほど角度は感じられないものの、コンスタントに145~MAX94マイル(151キロ)を記録するなど、それほど無理しなくてもこの球速帯のボールを連発できるところはさすが。横滑りするスライダーのブレーキもまずまずで、他にチェンジアップのような球を織り交ぜるオーソドックスな投球スタイル。

全体に球が高いのと、それほど投球に細かさや奥深さもないタイプで、プロで即戦力となるとリリーフなのではないかという気がします。投球フォームなどは違うものの、内容的にはベイスターズの 熊原 健人(仙台出身・D2位)投手になんとなく位置付けは似ている感じがします。このまま順調に一年間を乗り切るようだと、ドラフトで2,3位ぐらいでの指名が現実味を帯びてくる気がします。

日大の方では、太田 和輝(日大三出身4年)三塁手あたりが出場しているかと思っていたのですがいませんでした。田村 孝之介(日大三出身3年)右腕が、スリークォーターから140キロ台中盤まで記録していました。ただこの選手も177センチと中背なうえ、腕も下がって出て来るので単調なピッチングに見え奥行きが感じられず序盤でK.O。

中央では、2番の土谷 涼介(前橋育英出身4年)二塁手の攻守に鋭いプレーと、吉田 叡生(佐野日大出身3年)三塁手の打撃が目立ったぐらいでした。あとは、短距離界のホープ・サニー・ブラウンに中学時代短距離で勝ったという  五十幡 亮汰(佐野日大出身1年)中堅手の桁違いの脚力が目を惹いていました。センターにも鋭いライナーを飛ばすなど、ポテンシャルの片鱗を魅せてくれた試合です。

鍬原 拓也(中央大4年)投手 175/78 右/右
土谷 恵介(中央大4年)二塁 173/70 右/左
吉田 叡生(中央大3年)三塁 175/80 右/左
五十幡亮汰(中央大1年)中堅 171/62 右/左

田村孝之介(日本大2年)投手 177/79 右/左

神宮第二球場 帝京 VS 日大ニ

全く予備知識なく試合を覗いてみましたが、帝京の中心選手である 2年生4番・田中(悠)が目立っていました。打球も強烈ですし、遊撃手としても悪くありません。出塁すればすかさず盗塁を決めるなど、この選手は来年に向けて話題になってゆくのではないかと思います。また背番号4をつけてマスクを被っていた 田中(麟) という選手も、捕手としてはまだまだでしたが、なかなか良いスイングをする選手。帝京の投手陣は詳しくわかりませんが、野手はこの2人が中心のチームだとわかりました。背番号1の選手がブルペンで投げていたのを観たのですが、かなりサイドに近いスリークォーターで、今年の帝京のエースは本格派ではないのだということがわかります。

田中 悠我(帝京2年)遊撃 右/右
田中麟太郎(帝京3年)捕手 右/右

神宮球場第二試合 亜細亜大 VS 専修大

ドラフト注目の両高橋の先発ではじまりました。高橋 遥人(亜細亜大4年)左腕は、初回からキレのある140キロ台(MAXで89マイル・143キロ)ボールを連発し、ボールの切れ味は 今永 昇太(駒大-DeNA)以上という印象を相変わらずうけます。ただしスライダーやチェンジアップを織り交ぜるピッチングも、変化球にあまり特徴がありません。本当のコントロールがない選手だけに、イニングを重ねるにつれ粗が出て、甘くなった速球やスライダーを痛打される場面が目立ちます。左腕からこれだけのボールを投げられるのだから、ドラフト上位指名を意識できそうな素材。しかし即戦力で活躍できるのか? と言われれば厳しいだろうというのが率直なところ。格下の相手には圧倒的なピッチングはできるものの、少しでも嫌らしい攻めや打力が上がると、かわす術を持ち合わせていない脆さを感じます。その辺がリーグ戦で経験を積んでゆく段階で、どう変化して来るのか?

またもう一人の高橋 こと、高橋 礼(専修大4年)右腕は、サブマリンから135キロ前後の速球をポンポンと投げ込んできます。ランナーがいないときは、カーブ・スライダー・シンカーなども織り交ぜて良いのですが、セットポジションになると投球が乱れる傾向にあります。気持ちも強い力で押してくるサブマリンなので、リリーフ向きだと思います。しかしランナーを背負うと乱れてしまうところをみると、どっちの適性も怪しい中途半端な印象は否めません。下手から140キロを超える選手を未だかつて彼以外見たことがないのですが、その割にボールが浮き上がってくるとか、手元でピュッと切れる球質ではないので、思いのほか苦にならないのも気になります。こちらも希少価値があり大学からドラフト指名されるとは思いますが、上位指名となると荷が重い感じかと。今後の内容次第ですが、恐らく4位以降での指名になるのではないのでしょうか?

高橋 遥人(亜細亜大4年)投手 179/80 左/左

高橋 礼 (専修大4年)投手 187/80 右/右


安田 尚憲(履正社3年)三塁手
清宮幸太郎(早実)と並び称される、高校球界を代表するスラッガー 安田 尚憲(履正社)三塁手。秋から、どのぐらい変化があったのか考えてみた。
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竹田 祐(履正社3年)投手
秋の神宮大会優勝投手で、この春の選抜大会でも準優勝投手に輝いた 竹田 祐(履正社)投手。果たしてドラフト的には、どのような位置付けの選手なのか? 改めて考えてみた。
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太田 英毅(智弁学園3年)遊撃手
昨夏は、極めてシンプルなスイングをすると絶賛した 太田 英毅(智辯学園)内野手。新チームになって、野球への意識に凄みがでてきたものの、技術的にはかなり粗っぽくなってしまった。その辺を天秤にかけて、どのような評価をすべきか考えた。
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山口 翔(熊本工業3年)投手
秋の時点では、全国でも指折りスピードボーラーだった 山口 翔(熊本工)投手。その速球の勢いは健在だったが、ボールをうまく制御できず、持ち味を発揮できないまま甲子園をあとにした。果たして夏に向けて、どのような改善点があるのか考えてみた。
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金成 麗生(日大三3年)一塁手
「日大三のデカプリオ」の異名で、清宮幸太郎(早実)と並ぶ、東京を代表する強打者として注目される 金成 麗生(日大三)内野手。果たしてその実力はどのようなものなのか? 改めて考えてみた。
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2017年(12)(13) 法大 VS 道都大 & 慶大 VS HONDA
春のオープン戦観戦も、いよいよ最後の時期を迎えます。毎年私の場合は、普段見られない地域のドラフト候補をチェックするというのを、オープン戦の目的にしています。そこで今回は、道都大 に面白い投手がいるとの話を耳にして今年始めて、法大グランドに足を運びました。

その目的の投手とは、藤塚 卓志(堀越出身・4年)右腕。180/80 という体格の選手で、骨太の本格派でした。バックネット裏には、甲子園帰りのスカウトが10人程度はいたのではないのでしょうか。球速は常時130キロ台後半~MAXで89マイル・143キロまで記録。特に手元までグ~ンと伸びて来るとか、ピュッとキレるなどの特徴はなく、球威が凄いというほどでもなく平凡な球質。変化球は、曲がりながら落ちてゆくスライダーに、チェンジアップ、カーブ、それに少しツーシーム的なボールもあるのかもしれません。両サイドにボールを散らし6回まで法大打線を抑えていましたが、ボールの勢いが鈍りここで3失点。それでもその後も、2イニングぐらい投げ続けます。北海道のリーグ戦開幕までは4月30日と一ヶ月程度あるので、球威・球速がこんなものかはわかりません。しかしそれほど繊細なコントロールや、深みのある投球術をする選手ではありません。あくまでもストライクゾーンの枠の中に、淡々とボールを投げ込んでくる感じの投手という気はします。残念ながらこの試合を観る限りは、大学からプロというほどのインパクトは受けませんでした。

むしろ投球の内容だけで言えば、法大の先発であった 高田 孝一(平塚学園出身1年)右腕の方が良かったように感じます。こちらもカーブ・スライダー・フォークなどを織り交ぜますが、常時140キロ前後・MAX90マイル・145キロを記録し、ボール一つ一つの威力は藤塚を上回っていたように思います。ここから先に、大学で資質を更に伸ばせるかに懸かっています。その他法大では、新井 諒(宇都宮商出身・4年)右腕が、担いで投げるフォームながらコンスタントに140キロ台を超える勢いのある球を投げます。変化球は、スライダー・チェンジアップあたり。しかしこのチェンジアップが、非常にタイミングを狂わせるものがあり、面白い球種だと感じます。大学からプロとかそういうことはないと思いますが、春のリーグ戦でのアピール次第では社会人でも何処かの企業チームで続けられるかもしれません。

道都大では、1番を打つ 大保 優真(旭川実出身・4年)二塁手の動きが目立ちました。172センチの小柄な体格を活かし、ダイビングキャッチのファインプレーを魅せたりと、動きの良さが目立ちます。打撃も強烈なライト前ヒットやレフト線へのツーベースを放つなど、スイングの強さでは際立つ主将。卒業後も、社会人などで野球を続けてゆく選手ではないのでしょうか。

藤塚 卓志(星槎道都大4年)投手 180/80 右/両
大保 優真(星槎道都大4年)二塁 172/77 右/右

高田 孝一(法政大1年)投手 182/84 右/右
新井 諒 (法政大4年)投手 180/80 右/左

道都大では、もう一人 柴崎 哲治(三島出身4年)右腕という投手を観たかったのですが、登板が無さそうなので慶応グランドに移動することに。しかし12時30~だと思っていたいた 慶大 VS HONDA の試合は10時半~始まっていたようで、会場に着いたときは8回に入るところ。お目当ては、スポニチ大会で観られなかった 永野 将司(九州国際大出身・23歳)左腕でした。しかし私がグランドについても、この試合の先発の 幸良 諒(東農大出身・24歳)右腕がまだ投げていたので、他の投手は投げていないことがわかりました。

最終回になりHONDAは、齋藤 友貴哉(桐蔭横浜大出身・22歳)右腕が登場。この選手はなぜドラフト指名がなかったのか不思議なのですが、スポニチ大会では早速149キロのボールを投げ込むなど存在感を示していました。しかしこの試合では、速球で押すも連続四球。さらにランナーが溜まったところでヒットを打たれるなど、ストレートに頼らざる得ない投球に陥ります。ちなみに私が計測した中での最速は、MAX91マイル・146キロで勢いは確かでした。秋になり成長も観られたので、こういった簡単に炎上するケースは観られなかっただけに意外でした。そういった一面もあることは、今後に向けて覚えておきたいと思います。

その齋藤を打ち砕いたのが、プロ注目の長距離砲・岩見 雅紀(比叡山出身4年)左翼手。その前の打席では、幸良のスライダーか何かをあっさり三振に討ち取られており、スイングに相変わらずキレがないなぁと思って観ていました。それでもストレート中心なのはバレバレとはいえ、齋藤の89マイル・143キロの速球を、ものの見事にセンターにはじき返したスイングは見事でした。この身体のキレで、プロの球速・キレに対応できるのか?という不安を、払拭してくれた一打であったことは間違いありません。今後のリーグ戦での活躍、注目したいところです。

齋藤友貴哉(HONDA)投手 184/91 右/左

岩見 雅紀(慶応大)左翼 187/110 右/右

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

櫻井 周斗(日大三3年)投手
昨秋、清宮幸太郎(早実)から5打席連続三振を奪って話題になった 桜井 周斗(日大三)左腕。一冬越えて、格段に速球に磨きがかかってきて、プロを意識できるレベルまで来ている。

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2017年センバツ大会5日目第三試合&6日目第一試合
センバツレポート最終回。今回は、大会5日目第三試合と6日目第一試合の模様から。全国屈指の大型遊撃手・嶋谷 将平(宇部鴻城)遊撃手と、来年のドラフト上位候補と目される 根尾 昂(大阪桐蔭)遊撃手などが甲子園に登場。
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2017年選抜5日目第一試合・第二試合
ドラフトの目玉・清宮幸太郎(早実)の登場と、全国指折りの大型捕手・猪田和希(神戸国際大附)捕手の登場した、大会5日目・第一・第二試合のレポート。
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2017年(10)(11) ノースアジア大 & 八戸学院大 レポート
全国大会ではなかなか見られない、ノースアジア大が早大のグランドに来るということで、久々に早大グランドまで足を運びました。お目当ては、今秋のドラフト候補・木場 涼佑(金足農出身・4年)左腕を見るため。特に事前に情報を持っていたわけではないのですが、予想どうり先発で登場してくれました。

木場は試合の模様を動画で見たことがあったのですが、実際生で見るのは初めて。生で観て、どんな感じなのか観ておきたかった1人です。この日は、まだ開幕まで一ヶ月近くあるということで、常時135キロ前後~MAXで87マイル・140キロ程度まで。左スリークォーターから横滑りするスライダー、緩いカーブ、外に小さく沈むツーシームだかチェンジアップ系のボールを織り交ぜます。特に動画で見たときは、左打者外角低めへのコントロールに優れここで三振を奪うことが多い印象を受けました。

この日は両サイドに散らすことはできていたものの、高めに浮いた球を早稲田打線に苦になく打ち返され失点を重ねます。結局3回で降板し、持ち味を発揮するまでには至りませんでした。気になったのは、この手のタイプにしてはそれほどボールがキレて来ないこと。球速が135キロ前後でも、もう少し手元までピュッと来るキレが欲しい。また左スリークォーターということで、元来左打者の背中越しから来るような嫌らしい球筋がありそうなものの、あまり左打者が苦にしているようにはみえなかった。またベースカバーに遅れたり、ボール処理で悪送球したり、牽制も左投手にしてはうまくないなど投球以外の部分にも課題を残します。それほど細かいことができる投球術や制球力はないようなので、ボールが走らないとかわすことができない印象を受けました。この辺がシーズン中と、どの程度違うのか確認したいところではあります。秋の動画を見たときは、指名レベルにかなと思ったのですが、この日の投球を見る限り指名確実とは言える内容ではなかったというのが率直な感想でした。

ノースアジア大では、1番を打つ加藤 真隆(西目出身・3年)右翼手が試合前練習から強肩で目立っていました。打席は2打席ほどしか観られていませんが、セカンドに鋭いライナーを放っていました。また4番を打つ 石井 将輝(秋田西出身・4年)捕手という選手が主将でチームの中心選手のよう。ニ打席みた打撃では結果は残せませんでしたが、強肩で社会人でも野球を続けて行ける選手かもしれません。

ノースアジア大は、試合中もベンチ全員が立ち声を出す全員参加の一体感のあるチーム。野球にも雑なところがなく、想像以上に好いチームでした。木場の頑張り次第ですが、北東北リーグでも上位を狙えるチームではないのでしょうか。期待して、春のリーグ戦の報告を聞きたいものです。

木場 涼佑(ノース4年)投手 180/80 左/左
加藤 真隆(ノース3年)右翼 180/75 右/右
石井 将輝(ノース4年)捕手 178/80 右/右

また日付は異なりますが、同じ北東北リーグの八戸学院大が、私の地元関東学院大のグランドにやってきました。この試合で注目なのは、小野 泰己(富士大-阪神2位)投手の絶好調時のストレートを完璧に捉えていたという大砲候補・米澤 健太郎(玄海出身・4年)右翼手のプレーを確認することでした。

この日の米澤は、私の確認した4打席で スライダーをショートゴロ、外角のスライダーを空振り三振、外角高めの速球をライト前ヒット、四球 の結果に。米澤は、185/86 と均整の取れた体格で、地肩は中の上ぐらい。走力も中~中の上ぐらいありそうな、けして動けないタイプのスラッガーではありません。今年の新人の中でも指折りの速球を投げる、小野の絶好調時のストレートを完璧に捉えられるスピード対応力に絶対ものがある選手のようで、この日も高めに浮いたストレートを逃さずライト前に。右方向に、大きなのが打てるのが持ち味の一つだと言います。その一方で変化球に脆い部分があり、第一打席にはそれほど厳しくないスライダーをタイミングが合わずショートゴロに。二打席目は、ボールになるスライダーを見極められずに手を出してしまい空振り三振と変化球への対応に課題を残します。この辺の脆さを、長打力と天秤にかけてどう見るかではないのでしょうか? リーグ戦の内容次第だと思いますが、もうワンクッションおいて社会人で様子をみてもという考えもできますし、ポテンシャルの高い野手は早くプロに混ぜた方が好いと考えるかは意見が別れるところ。今日みた限りでは、育成枠での指名があるかな?ぐらいにしかわかりませんでしたが、彼もリーグ戦での活躍が気になるところではあります。ちなみにニックネームは、メヒア(西武)だそうです。

八戸学院代では、来年のドラフト有力候補の 高橋 優貴(東海大菅生出身・3年)左腕は、試合前のノックの手伝いをしていてこの試合の登板はなし。昨年のAAA選手権で、高校JAPANのショートを任されていた 伊藤 優平(八戸学院光星出身)が、2番・三塁手として出場。また2番手で、小川 佳斗(八戸学院光星出身・3年)右腕という選手が、ブルペンで力強い球を投げ込んでいました。実戦では135~87マイル(140キロ)程度でしたが、制球に気をつけるあまり実際の投球でブレーキをかけている印象。これがリミッターがはずれて、自分の持ちえる能力をブルペンのように出せるようになれば、リーグ戦でも140キロ台中盤前後のボールを投げ込んできても不思議ではない潜在能力は秘めていそう。今後どのような成長を遂げてゆくのか? 注目したいところです。

米澤健太郎(八戸学院大4年)右翼 185/86 右/右
伊藤 優平(八戸学院大1年)遊撃 167/67 右/両
小川 佳斗(八戸学院大3年)投手 177/80 右/右
高橋 優貴(八戸学院大3年)投手 178/74 左/左

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

2017年センバツ大会4日目レポート
仙台育英や秀岳館など、強豪が登場した大会4日目のレポート。ドラフト戦線に新たに加わりそうな、興味深い選手も登場した。
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